ストーリー上敗北する必要がある一般セレクター達のほとんどが緑デッキ使いなのはどういうことなのだろうか……。
なお、アニメ中でセレクター同士のバトルか非セレクターのフリー対戦かを問わず緑使いが勝利したケースは『spread』第4話で小湊ハツが【三式豊潤娘 緑姫】のデッキを使ってちよりに連勝した場面のみ。
『Re/verse』では緑のルリグ・青葉を使う緑屋敷若葉が第6話で1勝を挙げている。
アニメの第2シリーズ『Lostorage incited WIXOSS』では裏主人公格の森川千夏がメルを引き当てており、他に小柴莉緒が引き当てたママも構築済みデッキの発売が予定されているので『selector』時代に比べれば劇中での緑ルリグの活躍機会が大幅に増加することが期待されていた。
ところが、いざ本編が始まってみると千夏はメルを引き当ててから成績が落ちて推薦枠が危うくなり、他のセレクターを探している所を夜遊びと誤解されて生活指導に呼び出され、逆恨みで同級生に暴力を振るったのが原因でアルバイトをクビになったばかりでなく父親もようやく見つけた再就職先を解雇されると言う不幸のドミノ現象に見舞われてしまう。スタート時には3枚あったコインも連敗で1枚に減ってしまい、初勝利もママとの同色対決で挙げたものなので結局のところ「緑=弱い、不幸」と言う前シリーズのイメージをしっかり引き継いでしまっているのが現状である。
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