不可解(ふかかい)誇超(こちょう) コンテンポラ》

カード名不可解な誇超 コンテンポラ[フカカイナコチョウコンテンポラ]
カードタイプシグニクラス精像:美巧
レベル4パワー12000限定条件アン限定
【常】:あなたの<美巧>のシグニは対戦相手の、ルリグとシグニの効果を受けない。
【自】:このカードが対戦相手の効果によっていずれかの領域からトラッシュに置かれたとき、[緑]を支払ってもよい。そうした場合、このシグニを手札に加える。
【ライフバースト】:あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置く。その後、あなたのエナゾーンに<美巧>のシグニが5枚以上ある場合、あなたのデッキの一番上のカードをライフクロスに加える。

 インフェクテッドセレクターで登場したレベル4・精像美巧アン限定のシグニ

 対戦相手効果によってトラッシュに置かれた時にエナ1を支払うことで手札に加える自動能力と、美巧シグニすべてに対戦相手ルリグ及びシグニ効果を受けない耐性を与える常時能力を持つ。

 常時能力自動能力は互いに噛み合ってないように見えるが、存在していれば間違いなくこのカードは標的にされるので効果を受けない耐性はあるに越したことはない。
 どの領域からトラッシュに置かれた場合でも発動するので、の宿敵ともいえる《烈情の割裂》使用されても無駄を押さえられるだけで充分偉い。
 しかも手札に加わるこのカードが強固な効果耐性持ちなのだから脅しとしても機能するだろう。
 ライフバーストデッキの一番上をエナゾーンに置くのに加えて条件こそあれどライフクロスの追加、と非常に強力である。

 ただしバニッシュバウンスアーツスペルには何の耐性もないのでそういった効果でアドバンテージを稼ぐデッキにはあまり効果がない。
 また、エナゾーンの枚数が少ない時点ではライフバーストエナチャージ1相当であるのみなのも少々ネックである。
 特に対戦相手デッキエナゾーンカードを稼がせず、バニッシュ系のアーツスペルを豊富に持つ【ユヅキ】であった場合、後半までその弱点を引っ張りやすい点には注意したい。

  • 自動能力SELECTOR SELECTIONへの再録に当たって初出時の常時能力から置き換えられたものだが、カードの挙動に変更はない。
  • カード名の由来は、「現代美術」を意味する「コンテンポラリーアート」だろう。
  • ウィクロスマガジンVol.2で実施された「SGN48総選挙」では270ポイントを獲得して第5位となり、Vol.3で1/2ページ分の小特集が組まれたが何故か一人称がフレーバーテキストの「あたい」でなく「私」になっていた。編集者が設定を確認しなかった慣れないインタビューで緊張していたからかもしれない。
  • ノベライズLive in the Present』ではシグニを代表してメインキャラクターに抜擢されている。アイドル養成学校・堕斗木学園の特待生5名に選抜された中の1人で、学園長のルシファルとは「コンちゃん」「ルーちゃん」と呼び合う仲。一人称はTCGに準拠して「あたい」となっている。

関連カード

―イラスト関連(SP32-013)

収録パック等

FAQ

Q:自動能力にいずれかの領域からトラッシュに送られた場合とありますが、手札から直接トラッシュに送られた場合にも効果は発動できるのでしょうか?
A:はい、領域は「メインデッキ、ルリグデッキ、手札、シグニゾーン、チアゾーン、ルリグゾーン、エナゾーン、チェックゾーン、トラッシュ、ルリグトラッシュ、ライフクロス、除外領域」です。手札からトラッシュに置かれた時も発動条件を満たします。

Q:デッキからトラッシュに直接置かれた場合も自動能力は発動しますか。
A:はい、「デッキ」という領域からトラッシュに置かれますので、発動条件を満たします。

Q:常時効果に「あなたの<美巧>のシグニは対戦相手のセンタールリグやシグニの効果を受けない」とありますが、これはライフバーストによる効果も該当しますか?
A:はい、対戦相手のシグニのライフバースト効果も該当します。

Q:《不可解な誇超 コンテンポラ》が場に2体居る状態で対戦相手が《アルテマ/メイデン イオナ》にグロウしました、《不可解な誇超 コンテンポラ》常時能力で《フル/メイデン イオナ》常時能力「シグニを1体しか場に出せない」を無効化させることは可能ですか?
A:いいえ、《アルテマ/メイデン イオナ》下段常時能力は、通常3体シグニを場に配置することが可能というルールを、「1体しか場に出すことが出来ない」に変更する能力です。《不可解な誇超 コンテンポラ》が無効化出来るのは、対戦相手のルリグやシグニの能力であるため、ルールの処理によってトラッシュに置かれる事を防ぐことは出来ません。

Q:《不可解な誇超 コンテンポラ》常時能力について質問です。<美巧>シグニは相手のルリグ、シグニの効果を受けないとありますが《コード ピルルク・Ω》起動能力で<美巧>のシグニが捨てられる時、手札に対しての効果として処理されるものなのか<美巧>なので効果を受けないと処理されるものなのかどちらになりますか?
A:その場合、手札のシグニが相手ルリグの効果を受けないということはありません。効果の影響を受けるカードは、特に記載がない限りは場にあるものに限られます。「すべてのシグニのパワーを+2000する」という効果が手札のシグニのパワーに影響しないのと同様です。

Q:《原槍 エナジェ》起動能力を使用したターンに《不可解な誇超 コンテンポラ》をバトルによりバニッシュした場合、《不可解な誇超 コンテンポラ》はどうなりますか?トラッシュに送られる場合、《不可解な誇超 コンテンポラ》の自動能力は使用出来ますか?
A:《不可解な誇超 コンテンポラ》はトラッシュに置かれますが、これは「対戦相手の効果によって」ではないので自動能力で回収することはできません。《原槍 エナジェ》により「エナゾーンに置く代わりにトラッシュに置く」とルールが変更されており、《不可解な誇超 コンテンポラ》はルールによってトラッシュに置かれます。

Q:《不可解な誇超 コンテンポラ》を<アン>以外のルリグのデッキに投入し、相手のカードの効果でトラッシュに送られた場合、自動能力効果を使用し、手札に加えることは可能ですか?
A:はい、可能です。場に出すことはできませんが、トラッシュに置かれたときにコストを支払って手札に戻すことはできます。

Q:対戦相手の効果によってリフレッシュを行い、ライフクロスから《不可解な誇超 コンテンポラ》がトラッシュに置かれた場合、自動能力を使用することは出来ますか?
リフレッシュによってライフクロスをトラッシュに置く場合、これは「ルールによるトラッシュなので効果は発動出来ない」となります。

Q:《フル/メイデン イオナ》常時能力のような「可能ならばアタックしなければならない。」能力を《不可解な誇超 コンテンポラ》常時能力で防ぐことはできますか?
いいえ、ご質問にあるような常時能力は、「ルールを変更する効果」に該当するため、《不可解な誇超 コンテンポラ》常時能力で防ぐことは出来ません。

Q:《不可解な誇超 コンテンポラ》が場に2体居る状態で対戦相手が《アルテマ/メイデン イオナ》にグロウしました、《不可解な誇超 コンテンポラ》常時能力で《アルテマ/メイデン イオナ》常時能力「シグニを1体しか場に出せない」を無効化させることは可能ですか?
A:いいえ、《アルテマ/メイデン イオナ》下段常時能力は、通常3体シグニを場に配置することが可能というルールを、「1体しか場に出すことが出来ない」に変更する能力です。《不可解な誇超 コンテンポラ》が無効化出来るのは、対戦相手のルリグやシグニの能力であるため、ルールの処理によってトラッシュに置かれる事を防ぐことは出来ません。

Q:対戦相手のライフクロスがクラッシュされ、捲れたシグニのライフバーストは「シグニの効果」として扱われますか?
A:はい、ライフバースト効果も、捲れたカードがシグニであれば「シグニの効果」として扱われ、《不可解な誇超 コンテンポラ》常時能力によって実質的に無効化出来ます。

Q:対戦相手の《不可解な誇超 コンテンポラ》や他の<美巧>のシグニに、《幻蟲 タマムシ》などの能力で【チャーム】を付けることはできますか?
A:はい、可能です。《不可解な誇超 コンテンポラ》の「効果を受けない」という能力は 「カードの状態変化、数値とテキストの変化、効果による移動」を受けないということですが、 【チャーム】はこのいずれにも該当しない為、付けることができます。


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Last-modified: 2022-04-14 (木) 18:04:25