《ナナシ
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カード名 | ナナシ 其ノ四ノ別 | [ナナシソノヨンノベツ] | |||
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色 | 黒 | カードタイプ | ルリグ | ルリグタイプ | ナナシ |
レベル | 4 | リミット | 11 | グロウコスト | 黒(3) |
【常】:対戦相手の感染状態のシグニのパワーを−1000する。 【自】:あなたのメインフェイズ開始時、対戦相手のシグニゾーン1つに【ウィルス】1つを置く。 【起】ブラインド ◎◎:次の対戦相手のターンの間、あなたのシグニは【シャドウ】を得る。 (【シャドウ】を持つあなたのシグニは対戦相手によって対象にされない) |
インサイテッドセレクターで登場したレベル4・黒・ナナシのルリグ。
自動能力によってウィルスを安定して配置でき、ウィルスを取り除いて効果を発揮する能力も扱いやすくなる。
常時能力は一見微々たるマイナス幅だが、こちらのシグニが常にバトルに強くなると考えればそれなりに有用。
《ラブリー・バイオ》のように−7000止まりのカードは意外と多いが、合計−8000ともなれば大半のレベル3のシグニをルール処理でバニッシュすることが可能になる。
他にも《火竜点睛》や《矜持の豪魔 オダノブ》のようにシグニのパワーを参照してバニッシュするカードに対しても計算を狂わせられることだろう。
次のターンの間、自分のシグニが対戦相手の効果によって選択されなくなるシャドウを与えるというコイン技。
「シグニ〇体を〜」という効果はほとんど無力化できるため、1つずつシグニゾーンを開けてくる対戦相手の戦略を封じることができる。対戦相手の効果によってこちらが自分のシグニを選択する《セルフ・スラッシュ》などについても同様。
ただし、「正面のシグニを〜」「全てのシグニを〜」といった常に対象を指定する余地が生じない効果を無効化することはできない。
一方で「正面のシグニ1体を〜」という効果は対象とする効果として扱われるため、選択されるのを防ぐことができる。
「対戦相手の周囲に煙幕を展開し、こちらの盤面などの状況を確認できなくする能力」として描写されている。
Q:《コイン》のコストはどのように支払いますか?
A:得たコインを1枚を除外することで《コイン》を支払うことができます。コストに必要な枚数のコインを得ていない場合は、《コイン》を支払うことはできません。
Q:「ブラインド」とは何ですか?
A:この能力の名前です。コインを支払うことでこの能力を発動し、テキストに書かれている効果を発揮することができます。
Q:【シャドウ】とは何ですか?
A:【シャドウ】を持つあなたのシグニは、対戦相手の、能力と効果によって対象とされず、例えば対戦相手の「シグニ1体を対象とし、それをバニッシュする。」といった効果によっては対象とされません。
逆に、「すべてのシグニをバニッシュする」といった効果の影響は受けます。
用語集「【シャドウ】」をご参照ください。
Q:このルリグが相手にいる時、パワー1000の出現時能力を持ったシグニを【ウィルス】のあるシグニゾーンに配置しました。 出現時能力は発動できますか?
A:はい、発動します。出現時能力などのトリガー能力より先に、常時能力が適用されるため、まず【ウィルス】によりそのシグニは感染状態となり、《ナナシ 其ノ四ノ別》により−1000されますが、まだこの時点ではバニッシュされず、出現時能力はトリガーします。その後にルール処理によりそのシグニはバニッシュされ、トリガーした出現時能力が発動することになります。
Q:ブラインドを使用した次のターンに、対戦相手が《コードキャッスル ヴェルサ》を出しました。すでに得ている【シャドウ】はどうなりますか?
A:ブラインドの効果によって、そのターンの間に【シャドウ】を得ようとしますが、《コードキャッスル ヴェルサ》によって能力を得られませんので、すでに得ている【シャドウ】は結果的に失います。
Q:こちらのシグニ3体が【シャドウ】を持っていて、対戦相手が《ダーク・マター》を使用しました。どうなりますか?
A:《ダーク・マター》は対戦相手の効果であり、あなたがシグニを対象とする場合であっても【シャドウ】を持ったシグニを対象とすることはできませんので、その場合はあなたは1体もシグニを対象とせずトラッシュに置きません。
Q:ブラインドを使用したあと、対戦相手のターンにアーツ等によって場に出したシグニは【シャドウ】を得ますか?
A:はい、ブラインドを使用したあとに場に出たシグニも【シャドウ】を得ます。