ルール †
WIXOSSのルール。
時間切れルール裁定 †
公式Twitterより
時間切れの際は原則として引分、
トーナメント形式に拠ってはじゃんけんで勝敗を決定する旨ご案内させて頂いております。
これは、大会全体の時間・進行等も考慮した上で、
現状のフロアルールとさせて頂いているものです。
ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
(2014/6/23)
先攻の決め方 †
対戦時にどちらが先攻かを決める方法はルール上で明確に「じゃんけん」と決められており、公式・公認大会やイベントでもこれに沿った運用が行われている。
じゃんけん以外の方法(コイントス、サイコロを振る、etc)で先攻を決める行為に関しては「無作為な方法であり、対戦相手の方の同意があれば、じゃんけん以外の方法でも構いません」とする裁定が示されている(2014/06/10事務局回答)。公式アプリのウィクロス図鑑ではデータパックVol.5の拡張機能としてアニメ『selector』&『Lostorage』のバトルで使用されるルーレットを再現した機能があるが、この機能をじゃんけんに代えて先攻の決定に使用する場合は(明文のルール改訂が実施されていないため)裁定に基づき対戦に参加する当事者間の同意を必要とする。
- コネクテッドセレクターでは「グー/チョキ」「パー/じゃ〜んけ〜ん」のトークンが登場した。カードプロテクトに入れた状態のこれらのトークンを同時にオープン、もしくは3枚のトークンを卓上に並べて同時に指差しを行うなどの方法はルール上の「じゃんけん」に準じた扱いとなる。世界大会では2017年のチーム戦決勝で、公平を期すためじゃんけんカードが使用された。
計算ルール †
コストやパワーなど、効果が多様化し混乱を招きやすくなってきた。
それらの疑問に対して公式Twitterでは裁定を答えている。
ここではそれをまとめる。
(ここでは数字以外の効果は解説から除外するが、優先順位は計算するときとほぼ同じ)
全ての計算が終わった後に、効果として場に影響を与える。計算中は何も起こらないので注意すること。
- パワーの値を変更する効果>パワーの値を修正(増減)する効果
先に「パワーは○○になる」という変更効果を適用したあとで、「パワーを±□□する」といった修正(増減)効果を適用する。
修正効果が適用されたあとで変更効果に変動があった場合は、新たに増減効果から計算をし直す。
「パワーを2倍にする」という効果はパワーをその時点の値と同じだけ増加する修正効果である。
変更(○○のコストは▲になる)>修正(○○のコストを±▲する)
効果によりコストそのものが変更されてしまうのなら、先に適用する。
後から、修正(増減)する効果を計算する。
この順番を変えてしまうと計算結果が大きく変わってしまうので注意すること。
「コスト自体の値」と(実際に支払う必要のある)「使用するためのコスト」は効果によって異なることがあり一見煩雑なため、詳細はコストのページを参照すること。
パワー0以下になる場合と他の効果が同タイミングの場合 †
何らかの効果でパワー0以下になった場合、その効果の解決後にパワーが0ならばルール処理でバニッシュされる。
よって、1枚のアーツなどの効果によってA「パワーをマイナスする」とB「対象のシグニを○○する」という効果を適用されたとしても、そのカードの効果の解決中はパワーマイナスの対象となったシグニはパワー0で場に存在したままとなり、解決中にパワーが0以下で無くなったり「バニッシュされない」を得た場合は場に残ることができる。
テキスト文法 †
- 「Aする、そうした場合Bする」という効果の場合。
これは、Aが何らかの効果によってCに置き換えられたとしても、Bは有効となる。
(例:チャームの付いた《堕落の虚無 パイモン》を《デス・バイ・デス》でバニッシュした場合)
- 「Aしたとき/されたとき/するたび、Bする」という効果の場合。
これはAがCに置き替えられた場合、Bは無効となる。
- 「シグニ○体」と「シグニ○枚」の違い
前者はシグニゾーンに出ているシグニを、後者はシグニゾーン以外にあるシグニのカードのことを指す。
選択に関するルール †
当初は「効果によって公開領域のカードを選択する場合、コストのない出現時能力の場合を除き「選択しない」ことを選択する」ことができた。
2016年9月30日付のルール変更により、「効果によって公開領域のカードを選択する場合、対象となるカードがあれば可能な限り選択しなければならない。」と変更されている。
- 具体例:《硝煙の気焔》(あなたのシグニ1体をバニッシュする。そうした場合、対戦相手のパワー10000以下のシグニ1体をバニッシュする)を使用した場合
- ルール変更前:自分の場にシグニがいても「バニッシュしない」ことを選択できる。自分のシグニをバニッシュした場合、対戦相手の場にパワー10000以下のシグニがいてもそのシグニを「バニッシュしない」ことを選択できる。
- ルール変更後:自分の場にシグニがいれば必ずバニッシュしなければならない。対戦相手の場にパワー10000以下のシグニがいればシグニ1体を必ず選択してバニッシュしなければならない。
なお、ルール変更前後ともに対象となるシグニが1体もいない状態で《硝煙の気焔》などを使用することは可能である。
選択に関する文法 †
- 公開領域の指定された数のカードに影響を及ぼす効果は、対象を過不足なく選択しないと実行できない。
- 例:「対戦相手のシグニ2体をバニッシュする」という効果の場合、相手のシグニが1体しかいない場合には1体もバニッシュすることができない。
- 「N枚まで」と書かれている場合、0以上N以下の任意の数値を指定できる。
- 例:「エナゾーンからカードを3枚まで手札に加える」という効果の場合、0枚か1枚か2枚か3枚のカードをエナゾーンから手札に加えられる。
海外版の扱い †
公式大会では、海外版(日本語以外の言語のバージョン)のカードは日本版に対応するカードが存在するかどうかに関わらずプロキシと同じ扱いとなり、デッキに混ぜて使用することは出来ない。例外として、シンガポールで限定配布されたPR-401《KAGEHA》は日本版のフォーマットに準拠しているため日本版のカードとして扱われ、デッキに入れて使用することが可能である。
フリー対戦での使用は制限されていないが、トラブルの原因になりやすいので事前に海外版の使用を対戦相手に宣言すること、要求された場合は日本版の対応テキストをすぐ参照可能にしておく用意(使用するカードのテキストを印刷、スマートフォンで公式のカードリストを見せられるようにブックマークやアプリ「ウィクロス図鑑」起動等)をしておくことが望ましい。