【スペル軸ピルルク】

デッキの概要

 第9弾リアクテッドセレクター以降の環境でメインストリームとなった、スペルを多用するピルルクのデッキ。スペルを使うピルルクであることから、通称は「スペルク」。
 カードプールの変遷にともなって流行のデッキタイプは変化していったが、《コードアート C・L》《CRYSTAL SEAL》《RAINY》《THREE OUT》といった低コストのハンデスドロー系スペルを回収しながら連打してハンドアドバンテージを稼ぎ、《コードハート A・M・S》を中心とした強力なアタッカーを揃えて攻めこむという戦術は共通している。
 

ルリグについて

アーツについて

シグニについて

スペルについて

 《コードアート C・L》を使って連打することがコンセプトなので、コストが0〜1の軽いスペルを中心に採用される。
 ついつい大量のスペルを入れたくなるが、デッキのスペル率が高過ぎると場に出せるシグニを引きにくくなり、深刻な手札事故に繋がることもある。
 多くても10〜12枚以内にとどめておくのが良いだろう。
 

デッキの種類

《コード・ピルルク・Σ》?

 9弾・10弾環境で流行したデッキタイプ。
 リミット12を活かしてシグニ除去条件を得た《コードハート A・M・S》を3体並べ、《ロック・ユー》《烈情の割裂》《スピリット・サルベージ》を組み合わせた詰めのコンボで勝利を狙うデッキ。
 《轟砲 ウルバン》《光欲の宝剣》を加えてダブルクラッシュを取り入れたタイプのデッキも見られた。

《コード・ピルルク Λ》

 11弾以降の環境で流行したデッキタイプ。
《コード・ピルルク Λ》《ブルー・パニッシュ》の登場で高いハンドアドバンテージと継戦能力を得、以前よりも更に安定した戦い方が可能となった。
《幻水姫 グレホザメ》《コードアート H・T・R》《コードハート A・M・S》を組み合わせた連続アタックコンボを勝ち筋としていることが多いが、以前の《コード・ピルルク・Σ》?型が一撃で勝負を決める系統であるのに対し、こちらは豊かなハンドを使い、安定して理想盤面を形成することに長けている。
 多くの優勝報告が上がり、11弾環境ではピルルクデッキとしては初めて環境トップに躍り出ている。

このデッキの弱点

 メインデッキのスペル率が高いため、《真名の巫女 マユ》によって盤面が開きやすい。
 タマのフィニッシャーである《先駆の大天使 アークゲイン》《コード・ピルルク Λ》によって凍結できるとはいえ、ダウン系の防御アーツが事実上封じられるので苦しいことには変わりない。
 スペルに介入する両面レゾナを持つサシェミュウも脅威である。除去系アーツやスペルは殆ど無いので、パワー15000の大型レゾナが複数出現すると対処に苦労するだろう。
 ただしピルルクには《コードアート A・C・G》というレゾナの出現を妨害できるシグニがいるので、対策すれば勝てない相手ではない。

 デッキのリソースをスペルとレベル4の大型シグニに振っているため、序盤の事故率が高い。スペルを使う順番やタイミングを間違えれば大きなディスアドバンテージを負う事にもなり、プレイング難度の高めなデッキといえる。
 またスペルを使うだけでなく、《ブルー・パニッシュ》《コードハート M・P・P》のようなスペル対策カードを多数揃えているため、ミラー戦ではお互いに苦しい思いをすることになるだろう。

代表的なカード

関連リンク


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