ユニークスペル †
自身のシグニ1体をバニッシュする効果とそうした場合の独自効果を持つエナコスト0のスペルのこと。
固有効果を発揮するために自分のシグニ1体を犠牲にしなければならない点、限定条件がある点をデメリットとしてデザインされており、それ故にエナコストが0となっている。
しかし、そもそも自分のシグニをバニッシュすることはエナゾーンのカードが増えるアドバンテージに繋がり、出現時能力や起動能力を使い終わったシグニであれば、メインフェイズ中にシグニゾーンから去ることはさほどデメリットではない。
そのため、似た効果を持ちシグニを犠牲にしないスペル( 《CRYSTAL SEAL》に対する《TOO BAD》など)よりも高いカードパワーを持ち、有用に働くことが多い。
「バニッシュされたとき」にトリガーする能力を自発的に発動させたり、メインフェイズのうちにレゾナをルリグデッキに戻す手段としても活用される。
公式の用語ではないが、セレクターズパックVol.2が公開される前の公式カードリストにて赤ユニークなどの名前で書かれたページが存在したことからこの名前で呼ばれている。
ほとんどは限定条件付きだが、例外的に限定条件がないものも一部ある。
初期に登場したものはバニッシュする自分のシグニに制限が無く、効果が一つのみのものだが、レゾナ組以降に登場したルリグタイプ限定のものは2つのモードから一つを選べるものが標準になり、バニッシュする自分のシグニにクラスなどの制限があることが多い。
有用なスペルであることが多いが、大部分はセレクターズパック初出のため、デッキ構築の際は揃えるのに苦労することが多かった。WX-09 リアクテッドセレクター以降はブースターパックでアルトアート仕様の再録が行なわれるようになったため、入手難度は下がりつつある。
2016年10月以降のLostorageシリーズでは、登場時点で構築済みデッキの発売が決定されているルリグタイプの場合はデッキに標準でユニークスペルが含まれるようになっている。
ユニークスペルの一覧 †
原則として各ルリグタイプに1枚ずつ割り当てられているが、花代のみ2枚登場している。
現在のところ、レベル1以上が登場しているルリグタイプの中でリメンバおよび?はユニークスペルが登場していない。ただし、レベル1以上のリメンバは《星占の巫女 リメンバ・ダスク》を除きルリグタイプ<ピルルク>を持っているので、ユニークスペルの恩恵を受けている。
ユニークスペルに関連するカード †
関連リンク †