ルリグタイプの一つ。 今のところ全て赤に属するカードで統一されている。 ルリグ自体の得意戦術は対戦相手の低パワーのシグニのバニッシュと、速攻戦術。そこに限定シグニなどのダブルクラッシュ等の攻め手で削りきるアグレッシブな戦法が得意である。 限定条件付きのシグニは主に宝石で構成されている。
※はルリグタイプまたは限定条件が<花代/ユヅキ>のカード。
担当声優は川澄綾子。
アニメ第1期『selector infected WIXOSS』第1話より登場。紅林遊月のルリグで、通称「花代さん」。 落ち着いた姉御肌の性格で、実の弟・香月への恋心に苦しむ遊月を叱咤激励し、その願いを真摯に叶えようとする。ただ、設定が固まっていなかったのか、登場時の第一声はやたら威勢の良い「おら来たぁッ!」だった。
一方で(ルリグとしては当然だが)夢限少女を巡る戦いの真実を自分から話すことはなく、遂には遊月からセレクターバトルの不条理を象徴する迷言「花代さんは嘘つきだ」を頂戴することになる。 第7話にて遊月の肉体を受け継いだ後、香月に告白する形で遊月の本心を伝え、願いを成就させる。 これ以降の遊月(ユヅキではない)は俗に「ゆづよさん」とも呼ばれている。
第2期『selector spread WIXOSS』ではオープニングでルリグ時代の姿が描かれている。 遊月の願いどおり香月との関係を保っていたが、やがて願いとは無関係に彼に恋心を抱いてしまう。 タマの一件からバトルを回避していたるう子には「あんたはバトルを続けるんだ」との意見を述べている。
終盤では香月に正体がばれ、罪悪感から彼の前から逃げ出したことで「願いを叶え続ける義務」を放棄し、ペナルティによって死の淵を彷徨う。 最終的にはセレクターバトルが終わったことで解放され、元の体へと戻る。エンディングでは仲睦まじく歩く紅林姉弟を遠くから見つめていた。
劇場版『selector destructed WIXOSS』では、『spread』ラストシーン直前の時系列で新規カットが挿入され、同じように元の体を取り戻した緑子と再会した光景が描かれている。 ここで長らく不明だった本名が『selector battle with WIXOSS』で示唆されていた雲上華代(うんじょう はなよ)だと明かされている。
『spread』最終話で登場した花代の本来の姿と思われる人物は、スマートフォン用ゲームアプリ『selector battle with WIXOSS』にて雲上華代(うんじょう はなよ)の名で登場していた。 (劇場版公開までは「花代=華代」とは明示されていなかった)
初心者狩りをアンフェアな行為として蛇蝎の如く嫌っており、親友が初心者狩りグループに騙されて3敗してしまった仇を討つために行動していた。 その割に遊月がるう子に対して初心者狩りを仕掛けようとしたときには「おら来たぁッ!」と言っていたが……。これはやはり当初の設定が固まっていなかったと考えるべきだろうか。
現在の所、華代が夢限少女となった経緯は明らかになっていない。 彼女は弓矢神楽が夢限少女となった瞬間を目の当たりにしてルリグの真実を知っているはずなのだが、それでも何故戦い続けることを選んだのだろうか?