「効果を受けない」という能力を持つシグニは、以下の効果を受けません。
効果を与える先として選ぶことは可能ですが、それが以下に該当する場合、その効果の部分は何も起こりません。
(公式サイト WIXOSS用語集 より引用)
《先駆の大天使 アークゲイン》などの「(カードの種類)の効果を受けない」という能力を持つシグニが受けなくなる効果の範囲は、挙動をわかりやすくするため上記のように明文化されている。
例えば、「対戦相手のルリグ以外の効果を受けない」という能力を持つシグニは対戦相手のアーツ、キー、シグニ、スペルによる上記の効果(シグニとスペルのライフバーストによるものを含む)を受けない。
「効果を受けない」は特定の種類のカードによって選択されることを妨げない。
そのため、《三焼揃踏》でこちらのアーツの効果を受けないシグニを含む同じパワーのシグニ3体を選択することが可能。
対戦相手の効果で選択されなくなる能力についてはシャドウを参照。
このルールに現在のところ例外は無いが、次のような対象外の事例がある。
特別な記載のない限りシグニの常時能力は場にある場合のみ発動するので、「カードの効果を受けない」常時能力を持つシグニがメインデッキやエナゾーンなどにある場合はカードの効果を防ぐことはできない。
例えば、《アルテマ/メイデン イオナ》の「すべてのプレイヤーはシグニを1体しか場に出すことができない。」という常時能力は上記のどれにも当てはまらず、ルール自体を書き換える能力に該当するので、「対戦相手のルリグの効果を受けない」シグニであっても防ぐことはできない。
他に、「対戦相手のシグニは新たに能力を得られない」「対戦相手のシグニの出現時能力は発動しない」といった効果も、同じくカードの効果を受けないシグニでも防げない効果である。
傾向としては「対戦相手は〜できない」「対戦相手は〜しなければならない」「対戦相手のシグニは〜ない」といった効果はルールを変更する効果に含まれるものが多い。
だが、そのような特殊な効果を持つカードにはテキストからは容易に読み取れない裁定が生じるケースが多いので、そういったカードを使う場合、または使うデッキと対戦するケースが多い場合は公式サイトやウィクロス運営事務局twitterでしっかりと下調べしておくべきである。
サクシードセレクターではBOX同梱のミニトークンに「対戦相手のシグニの効果を受けない」が含まれている。