カードの能力の使用、ルリグのグロウ等に必要とされるリソースの総称です。
コスト:効果 という形でテキスト上で表現され、能力や効果を発動させるためには、記載されたコストを全て支払う必要があります。
特に記述がない場合、コストは自分側のカードでしか支払うことができません。
(公式サイト WIXOSS用語集 より引用)
アーツやスペルの使用、ルリグやキーやシグニの起動能力の使用・出現時能力の発動の際などに支払わなければならないリソースのこと。
アーツやスペルの使用でカードに記された数だけ、エナゾーンから対応する色のカードをトラッシュに置く支払い方が代表的な例。
その他にも、起動能力を使用するルリグまたはシグニをダウン状態にすること、決められた数のシグニをバニッシュしたりトラッシュに置く、決められた枚数の手札を捨てること等々、様々な支払い方が存在する。
コストに色×0と表示されている場合はエナコストを支払う必要はなく、そういったアーツやスペル、起動能力の場合は宣言するだけで使用できる。
表記上はコストが要求されているので、出現時能力の場合はコストを支払わずに発動しないこともできる。
要求されているより多くコストを支払うことはできない。
コストと効果は区別される。シグニやルリグの出現時能力・起動能力の場合、:の左側に書かれているのがコスト、:の右側に書かれているのが効果なので区別は容易である。
一方で、「Aしたとき、Bしてもよい。そうした場合Cする。」という自動能力などにおいては、Bが「(エナなど)を支払う」という行為であっても、Bすることはコストではなく効果の一部である。
BとCが対象を指定する行為の場合、先にそれぞれの対象を指定してから能力を発動する。Cがサルベージやリクルートに類する効果の場合などは注意が必要。
※コストの読み方に関する詳細は「ウィクロス公式サイト初心者講座」内のクイックスタートガイド(PDF)を参照のこと。
「アーツやスペル自体のコスト」と「使用するためのコスト」は異なることがある。
例えば、《コードハート V・A・C》の「【常】:あなたの使用する青のスペルは[無]コストが1減る。」という能力はスペルに記載されたコスト自体を修正するが、《羅原姫 Ne》の「【常】:対戦相手のスペルを使用するためのコストは無(1)増える。」という能力はスペル自体のコストは修正せず、実際に支払うコストのみを増加させる。
この裁定の違いは《アンダー・ワン》や《幻怪姫 ヌラリ》などの、スペルやアーツ自体のコストを参照する効果に関わってくる。
例えば対戦相手の場に《コードハート V・A・C》がある状態で、相手が本来のコストが無(2)であるスペルを使用した場合、スペル自体のコストが無(1)に修正されるので《アンダー・ワン》で打ち消すことができる。
対して、対戦相手が《シャボン・サドゥン》の使用するためのコストを無(4)軽減して白(1)で使用した場合、スペル自体のコストは変化せず合計5のままなので《アンダー・ワン》で打ち消すことはできない。
コスト及び使用するためのコストが変更・修正される効果が複数及ぼされる場合、次の順番でカード自体のコストと最終的に支払うべきコストを決定する。
「コストを支払わずに使用する」という効果によってスペルなどを使用する場合は、2.i時点でのカード自体のコストを無視し、3の段階で使用するためのコストを0として4の処理を適用する。
なおエクスポーズドセレクター時点では「使用するためのコストは△△になる」というテキストを持つスペルは存在しない。