能力を持たないシグニ、ルリグ全般を指す。
(例:《弦月の巫女 タマヨリヒメ》、《大剣 カリバン》)
古くはトレーディングカードゲームの元祖「マジック:ザ・ギャザリング」から使われている用語である。
バニラアイスの白さのように、何も入っていないシンプルな存在という意味で名付けられている。
カードの色に関係なく、同じレベルのバニラのルリグが持つリミットやグロウコスト、バニラのシグニが持つパワーは基準となる数値が定められている。
バニラは同レベルのルリグやシグニの強さの基準となっている。
そのため、何かしらのメリット要素を持つルリグやシグニは、同レベルのバニラよりもリミットやパワーが低めに設定されている。
逆にルリグの《轟炎 花代・爾改》やシグニの《羅石 マクリ》のようにデメリット要素を持つものは、バニラよりもリミットやパワーが高く設定される場合がある。
バニラのルリグのレベル・リミット・グロウコスト合計の関係は以下の通りである。大半のグロウコストはルリグと同じ色のみを要求されるが、例外的に《星占の巫女 リメンバ・トワイライト》は「白(1)+青(1)」、《信託する神託 アン=サード》は「緑(1)+白(1)」の合計2となっている。
現時点ではレベル5のルリグにバニラは存在しない。また、Lostorageシリーズ以降に登場したルリグはオープン(ゲーム開始)やグロウによってコインを獲得する効果が付与されている場合があるため、純粋なバニラは少なくなっている。
バニラのシグニのレベルとパワーの関係は以下の通りである(無色を除く)。全ての色でレベル5のシグニにバニラは存在しない。