ディサイデッドセレクターで新たに登場したアナザーカードの1種(レアリティ表示無し)。チェインドセレクターからサクシードセレクターまで収録されていたタロットの後継に当たる。
通常のルリグカードと比較して、ルリグタイプが右上の色アイコンの下にある丸いアイコンの中に書かれている、フレームやフォントが異なるといったデザインの違いがある。
人狼(じんろう)は1930年代からヨーロッパ各地で遊ばれていたパーティーゲームで、1980年代から欧米でこのゲームを基に人狼(Werewolf)もしくはマフィア(Mafia)と呼ばれる様々なバリエーションのゲームが作り出されている。基本ルールは村人と人狼の2陣営もしくは狐使い(1人)を含む3陣営に分かれ、昼と夜のターンを繰り返しながら進行し人狼が全滅したら村人の勝利、村人と人狼が同数になったら人狼の勝利、人狼が全滅するか村人と人狼が同数になった時点で狐使いがゲームに残っていた場合は「人狼と村人の共倒れ」で狐使いの勝利となる。
日本では人狼バージョンが一般的なルールで、WIXOSSでは村人に当たるのが姿を得たルリグ、人狼に当たるのが始まりのルリグと言う設定が採り入れられている。フレーバーテキストには「ルリグ人狼」での個々のルリグの能力(コイン技)が記載されているが、TCG上では通常のレベル0ルリグとして扱われる。
必要なカード枚数は参加人数により異なるが、《あーや》(村人)と《始まりのルリグ》(人狼)は複数枚の使用が推奨されている。
ゲームマスターのカードは用意されていないが、公式サイトの「あそびかた」では繭がゲームマスターに当たる役職とのこと。ランダムでゲームマスターを決める場合は、代用としてタロットの《?》を使うと良いかも知れない。
全カードともIllust:彩芽、仕上げ:株式会社六面堂。レアリティは設定されていないが、パラレルカードは存在する。
カード番号 カード名 (役職) | コイン技 |
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WX16-JR01 《ドーナ》 (霊媒師) | エスケープ 貴方は隠れて見ている。 除外された者が始まりのルリグだったかどうかを知る。 |
WX16-JR02 《リル》 (独裁者) | オーネスト 貴方は正直に正体を明かし、 その後誰か一人を除外できる。 |
WX16-JR03 《あーや》 (村人) | ホログラフ 貴方は虚構。なれど、ゲームに居続けるために、 始まりのルリグを除外しましょう。 |
WX16-JR04 《ピルルク》 (占い師) | ピーピング 貴方は毎夜、だれかの心を覗き見て、 “始まりのルリグ”か“そうでないか”を区別します。 |
WX16-JR05 《メル》 (裏切者) | ベルセルク 貴方は始まりのルリグの味方です。 混沌を楽しみましょう。 |
WX16-JR06 《ママ》 (狩人) | カンニング 貴方は爆弾を撒く。 除外の宣告に対し、誰か一人を共に除外します。 |
WX16-JR07 《ナナシ》 (騎士) | ブラインド 貴方は雲を撒く。 毎夜、誰かが除外されるのを防げます。 (続けて同じ人は守れません) |
WX16-JR08 《始まりのルリグ》 (人狼) | オリジナル 貴方は毎夜、貴方の相応しくないとするルリグを、 ゲームから除外することができる。 |
WX17-JR01 《カーニバル》 (狐使い) | ジョーカー 貴方は道化。ゲームに残れば単独勝利する。 始まりのルリグに除外されないが、 ピーピングにより心を覗かれると自ら姿を消す。 |