2016年10月からBS11、TOKYO MX(AbemaTVでも同時刻配信)、KBS京都、サンテレビ、テレ朝チャンネル1で放送中の、WIXOSS TCGをベースにした深夜帯のTVアニメ。
『selector』に続く第2シリーズとなる。
8月7日に東京ビッグサイトで開催されたイベント「WIXOSS -summer store-」でストーリー、メインキャラクター、放送時期等が発表された。
アニメーション制作は前シリーズに引き続きJ.C.STAFF。
制作面では音響監督や劇伴、エンディング曲のCyuaが続投する一方、監督・シリーズ構成・キャラクターデザイン担当は一新されている。
(2016年8月31日に配信された『のら犬ブラザーズのアニメ! ギョーカイ時事放談』によれば『selector』でシリーズ構成を担当した岡田麿里は多忙のため、土屋理敬を推薦したとのこと)
セレクター側のキャラクターデザインはさらちよみ、ルリグデザインはHitoto*。
ストーリー上は『selector』と同一世界観で、数年後が舞台。ロケーションは前シリーズの東京・西新宿から池袋に移っている。
前作のキャラクターは1名が登場する(PV)ほか、外伝『peeping analyze』からも一部要素が取り入れられている。
転勤族の父親と各地を渡り歩いていた高校二年生の穂村すず子は、8年ぶりに故郷・池袋に戻ってきた。
しかし、多忙な父とはロクに話せず、グループで固まる同級生達にも溶け込めない。唯一頼りにしていた音信不通の旧友・森川千夏の行方も分からぬまま……。
落ち込むすず子は、せめて友達作りのきっかけになればと、同級生が遊んでいたカードゲーム「WIXOSS」のスターターデッキを購入する。
同じ頃、父親の失職によって生家を手放し、苦学する千夏もまた、何気なく「WIXOSS」に手を出していた。
「すず」と「ちーちゃん」。そして2人の思い出のぬいぐるみの名を冠したルリグ・「リル」と「メル」。
記憶を賭けた先の見えない戦いが始まろうとしていた。
各話タイトルとタカラトミー公式サイト内のコラム(リプレイ)一覧。放送日、スタッフ等は割愛する。
話数 | タイトル | リプレイ |
---|---|---|
1 | 記憶/裏と表 | ●第1話 |
2 | 少女/理想と現実 | ●第2話 |
3 | セレクター/蜜と毒 | ●第3話 |
4 | 再会/光明と混沌 | ●第4話 |
5 | 友達/絆と鎖 | ●第5話 |
6 | バトル/過去と現在 | ●第6話 |
7 | 進化/純白と漆黒 | ●第7話 |
8 | 闇/渇望と喪失 | ●第8話 |
9 | 真実/終わりと始まり | ●第9話 |
10 | 捕食/悲劇と喜劇 | ●第10話 |
11 | 二人/すず子と千夏 | ●第11話 |
ブルーレイ/DVDは『selector』のようなBOX形式でなく、1巻あたり2話収録の形式。各巻には以下の初回特典が付属する。
デッキが付属するのは1・2巻のみで、3巻以降はドラマCDが付属。『selector』でBOX特典となっていたサウンドトラックは単独で発売される。
アニメの放送開始に伴い、穂村すず子役の橋本ちなみとリル役の伊藤静がメインパーソナリティを務めるインターネットラジオ番組『Lostorage radio WIXOSS』も前番組に続き放送されている。