#author("2021-08-22T07:19:38+00:00","","")
*《フォーカラー・マイアズマ》 [#top]
|~カード名|>|>|>|フォーカラー・マイアズマ|[ﾌｫｰｶﾗｰﾏｲｱｽﾞﾏ]|
|~色|CENTER:黒|~カードタイプ|CENTER:アーツ|~限定条件|CENTER:-|
|~コスト|CENTER:黒(2)・無(2)|~使用タイミング|>|>|【メインフェイズ】【アタックフェイズ】|
|>|>|>|>|>|以下の４つから２つまで選ぶ。あなたのルリグが＜ウリス＞の場合、代わりに３つまで選ぶ。 &br; �．拭璽鷭�了時まで、対戦相手のシグニ１体のパワーを−12000する。 &br; �△△覆燭離肇薀奪轡紊�らレベル３以下のシグニ１枚を場に出す。 &br; ��あなたのトラッシュからシグニ１枚を手札に加える。 &br; �い垢戮討離廛譽ぅ筺爾麓�分のデッキの上からカードを７枚トラッシュに置く。|
|>|>|>|>|>|以下の４つから２つまで選ぶ。あなたのセンタールリグが＜ウリス＞の場合、代わりに３つまで選ぶ。&br;①対戦相手のシグニ１体を対象とし、ターン終了時まで、それのパワーを−12000する。&br;②あなたのトラッシュからレベル３以下のシグニ１枚を対象とし、それを場に出す。&br;③あなたのトラッシュからシグニ１枚を対象とし、それを手札に加える。&br;④各プレイヤーは自分のデッキの上からカードを７枚トラッシュに置く。|

　[[ディストラクテッドセレクター]]で登場した[[黒]]の[[アーツ]]。~

　4つの[[モード]]から2つまで選択して使うアーツ。~
　ルリグタイプが[[ウリス]]であれば、3つまでモードを選択することができる。
　４つの[[モード]]から２つまで選択して[[使用]]する。~
　[[センタールリグ]]が[[ウリス]]であれば、[[モード]]を３つまで選択することができる。

　コストは[[黒]](2)[[無色]](2)と重めだが、使える効果はいずれも強力であり、[[ウリス]]以外のデッキにも採用を見込めるカードである。~
　[[コスト]]は[[黒]][[エナ]]２つと[[無色]][[エナ]]２つと重めだが、使える[[モード]]はいずれも強力であり、[[【ウリス】]]以外の[[デッキ]]にも採用を見込める[[カード]]である。~

　一つ目は「相手シグニ1体のパワーを-12000」するモード。~
　スタンダードで使いやすい除去効果であり、レベル4までの殆どのシグニを[[バニッシュ]]することができる。~
　他にも[[レゾナ]]等パワー15000帯のシグニに対して使うことで自分のシグニを守ったり、メインフェイズ中に使えば、アタックによるシグニ除去の補助にもなる。~
　①の[[モード]]は「[[対戦相手]]の[[シグニ]]１体の[[パワー]]を−12000する」というもの。~
　扱いやすい[[パワー]]減少[[効果]]であり、[[レベル]]４以下の殆どの[[シグニ]]を[[バニッシュ]]することができる。~
　他にも[[レゾナ]]等の[[パワー]]15000以上の[[シグニ]]に対して[[使用]]することで[[シグニ]]を[[バトル]]による[[バニッシュ]]から守ったり、逆に[[バトル]]による[[シグニ]]の[[バニッシュ]]を狙う補助にもなる。~

　二つ目は「[[トラッシュ]]からレベル3以下のシグニを場に出す」モード。~
　[[《アンシエント・サプライズ》]]とは違い、場に出せるシグニのクラス指定や色指定が無いところが強力である。~
　シグニの出現時能力も使えるため、[[《コードアンチ アステカ》]]を出して2面を守ったり、[[《コードアンチ エレチェア》]]を出して相手シグニをバニッシュするなど、[[《アンシエント・サプライズ》]]と似た使い方は勿論、[[《コードアート Ｒ・Ｆ・Ｒ》]]を出して手札を交換する、[[《幻獣 モンキ》]]を出して[[エナ]]を追加し、追加の[[アーツ]]に繋げるといった使い方も考えられる。~
　②の[[モード]]は「[[トラッシュ]]から[[レベル]]３以下の[[シグニ]]１枚を[[場]]に出す」というもの。~
　[[《アンシエント・サプライズ》]]とは違い、[[場]]に出せる[[シグニ]]は[[レベル]]３以下であること以外に制限が無いところが強力である。~
　[[シグニ]]の[[出現時能力]]も使えるため、[[《コードアンチ アステカ》]]を[[場]]に出して[[シグニゾーン]]を２つ埋めて守りを固めたり、[[《コードアンチ エレチェア》]]を出して[[対戦相手]]の[[シグニ]]を[[バニッシュ]]するなど、[[《アンシエント・サプライズ》]]と似た使い方は勿論、[[《コードアート Ｒ・Ｆ・Ｒ》]]を[[場]]に出して[[手札]]を交換する、[[《幻獣 モンキ》]]を出して[[エナゾーン]]に[[カード]]を補充し、追加の[[アーツ]]に繋げるといった使い方も考えられる。~

　③の[[モード]]は「[[トラッシュ]]から[[シグニ]]１枚を[[手札]]に加える」というもの。~
　単純ながらこの[[アーツ]]の肝となる[[モード]]である。~
　回収する[[カード]]は[[シグニ]]であれば他に制限がないため、[[対戦相手]]の[[ターン]]中に[[トラッシュ]]から[[ガード能力]]を持つ[[シグニ]]を回収する数少ない手段となる。~
　[[対戦相手]]の[[センタールリグ]]の[[アタック]]を防げない場面で重宝することになるだろう。~
　[[トラッシュ]]に置かれた大型[[シグニ]]を回収する使い方も勿論可能である。~

　三つ目は「トラッシュからシグニ1体を手札に加える」モード。~
　シンプルながらこのアーツの肝となる効果である。~
　回収するシグニの色指定がないため、相手ターン中にトラッシュにある[[ガード]]付シグニを回収する数少ない手段となる。相手ルリグの攻撃を防げない場面で重宝することになるだろう。~
　レベルの指定も無いので、トラッシュに落ちた大型シグニを回収する使い方も勿論可能である。~
　④の[[モード]]は「すべての[[プレイヤー]]の[[デッキ]]の上から７枚を[[トラッシュ]]に置く」というもの。~
　[[トラッシュ]]に置く枚数は[[《堕落の砲女 メツム》]]や[[《アンシエント・サプライズ》]]と並び最高峰。~
　[[対戦相手]]の[[デッキ]]の[[リフレッシュ]]を狙うことは勿論、[[デッキ]]から[[《コードアンチ テキサハンマ》]]や[[《コードアンチ ハンマフェイク》]]を[[トラッシュ]]送りにして壁にする、[[《堕落の消滅 アリトン》]]を[[トラッシュ]]送りにして[[チャーム]]にするといった使い方もできる。~

　以上のように、総じて高い攻防性能を持つ[[カード]]である。~

　四つ目は「お互いのデッキトップを7枚トラッシュに置く」モード。~
トラッシュに置ける枚数は[[《堕落の砲女 メツム》]][[《アンシエント・サプライズ》]]と並び最高峰。~
　相手のデッキリフレッシュを狙うことは勿論、自分のデッキから[[《コードアンチ テキサハンマ》]]や[[《コードアンチ ハンマフェイク》]]を落として壁にする、[[《堕落の消滅 アリトン》]]を落として自分の[[チャーム]]にするといった使い方もできる。~
　使用例としては、[[ルリグ]]が[[ウリス]]であり、[[トラッシュ]]に[[《コードアンチ アステカ》]]と[[レベル]]１の[[古代兵器]]、[[《サーバント Ｏ》]]等の[[ガード能力]]を持つ[[シグニ]]がいる状態で使うことで、[[対戦相手]]の[[シグニ]]１体を[[パワー]]0以下にして[[バニッシュ]]し、[[《コードアンチ アステカ》]]を[[場]]に出して残りの[[シグニゾーン]]を守り、[[《サーバント Ｏ》]]を回収して[[対戦相手]]の[[ルリグ]]の[[アタック]]を[[ガード]]することで、[[手札]]や[[シグニゾーン]]が空の状態から[[対戦相手]]の[[センタールリグ]]と[[シグニ]]の[[アタック]]を合計で４回まで耐えることが可能である。~

　[[デッキ]]の上から７枚を[[トラッシュ]]に置く[[モード]]や[[トラッシュ]]から[[レベル]]３以下の[[シグニ]]を[[場]]に出す[[モード]]は[[《アンシエント・サプライズ》]]に近い性能となっているが、複数の[[モード]]を同時に使える点、[[場]]に出せる[[シグニ]]の制限が緩い点はこちらの方が優秀である。~
　ただし、この[[カード]]は[[《アンシエント・サプライズ》]]より[[コスト]]が[[黒]][[エナ]]１つ分だけ重く、[[対戦相手]]の[[シグニ]]すべての[[パワー]]を減らすといったこともできないので、[[デッキ]]の内容を考えて使い分けていきたい。~

　以上のように、総じて高い攻防性能を持つ1枚である。~
- miasma（&ruby(しょうき){瘴気};）は古代から中世のヨーロッパで空気感染による病気の原因と考えられていた「悪い空気」のこと。従って、[[カード名]]の"four color miasma"とは「四色の瘴気」と言う意味である。~
初出時のWX11-023のイラストでは確かに４色の煙が描かれているものの、使用できるのはいずれも[[黒]]特有の効果であり、[[コスト]]にも４色の要素は無い。
-- [[シークレット]]版の[[フレーバーテキスト]]は漫画『AKIRA』で超能力を抑え切れなくなって暴走した島鉄雄の台詞が元ネタだと思われる。

　使用例としては、自分のルリグが[[ウリス]]であり、トラッシュに[[《コードアンチ アステカ》]]とレベル1の[[古代兵器]]、[[《サーバント Ｏ》]]等ガード付シグニがいる状態で使うことで、相手シグニ一体のパワーを-12000して除去し、[[《コードアンチ アステカ》]]を出して残りの場を守り、[[《サーバント Ｏ》]]を回収して相手ルリグのアタックをガードすることで、手札やシグニゾーンが空の状態から相手のアタックを4回耐えることが可能である。~
**関連カード [#card]
- [[《フーリッシュ・マイアズマ》]]

　デッキトップからカードを7枚トラッシュに置く効果やトラッシュから低レベルシグニを出す効果は[[《アンシエント・サプライズ》]]を思わせる能力であるが、複数のモードを同時に使える点、場に出せるシグニの縛りが緩い点はこちらの方が優秀であり、[[《アンシエント・サプライズ》]]の後継アーツとして採用が考えられる。~
　ただし、このカードは[[《アンシエント・サプライズ》]]よりコストが黒(1)重く、相手シグニ全体へのパワーマイナス効果を持たないので、デッキの内容を考えて使い分けていきたい。~
- [[《アンシエント・サプライズ》]]

- [[《フォーカラー・マイオーラ》]]

- miasma（&ruby(しょうき){瘴気};）は古代から中世のヨーロッパで空気感染による病気の原因と考えられていた「悪い空気」のこと。従って、[[カード名]]の"4 color miasma"とは「四色の瘴気」と言う意味である。

**関連カード [#card]
- [[《アンシエント・サプライズ》]]

**収録パック等 [#pack]
- [[ディストラクテッドセレクター]] WX11-023 &size(7){[[ルリグコモン]],[[パラレル]]};
-- Illust:[[じんてつ]] &br; Flavor Text:どの瘴気がお好み？ 〜ウリス〜
- [[ブラックコンフレーション]] WD22-005-U
-- Illust:[[斎創]] &br; Flavor Text:瘴気があなたを助けるわ……フフフ…… 〜ウリス〜
- [[コンフレーテッドセレクター]] WX18-095 &size(7){[[シークレット]]};
-- Illust:[[羽音たらく]] &br; Flavor Text:だめです、体が、かってにぃいい！ 〜グズ子〜

**FAQ [#faq]
Ｑ：同じモードを２回以上選択することはできますか？~
Ａ：できません。複数のモードを選択する場合、別々のモードを選択する必要があります。
Ａ：できません。複数のモードを選択する場合、別々のモードを選択する必要があります。~

Ｑ：�い慮�果でデッキの上から７枚トラッシュに置いてから、�△筬�の効果でシグニを場に出したり手札に加えることはできますか？~
Ａ：いいえ、できません。効果は上から順番に処理しますので、トラッシュからシグニを場に出したり手札に加える方が先となります。
Ｑ：④の効果でデッキの上から７枚トラッシュに置いてから、②や③の効果でシグニを場に出したり手札に加えることはできますか？~
Ａ：いいえ、できません。効果は上から順番に処理しますので、トラッシュからシグニを場に出したり手札に加える方が先となります。~

Ｑ：�，慮�果で対戦相手の《コードラビリンス ルーブル》を-12000し、�△慮�果でトラッシュから出現時能力を持つシグニを《コードラビリンス ルーブル》の正面に出しました。このシグニの出現時能力は発動しますか？~
Ａ：いいえ、発動しません。パワーが0以下になったことによるルール処理のバニッシュは、効果の処理中には行われません。《フォーカラー・マイアズマ》の処理中は《コードラビリンス ルーブル》は場にあり、正面のシグニは能力を失っています。《フォーカラー・マイアズマ》処理後に《コードラビリンス ルーブル》はルール処理によりバニッシュされ、正面のシグニは能力が戻りますが、既に場にある状態で能力が戻っていますので出現時能力は発動しません。
Ｑ：①の効果で対戦相手の《コードラビリンス ルーブル》を−12000し、②の効果でトラッシュから出現時能力を持つシグニを《コードラビリンス ルーブル》の正面に出しました。このシグニの出現時能力は発動しますか？~
Ａ：いいえ、発動しません。パワーが０以下になったことによるルール処理のバニッシュは、効果の処理中には行われません。《フォーカラー・マイアズマ》の処理中は《コードラビリンス ルーブル》は場にあり、正面のシグニは能力を失っています。《フォーカラー・マイアズマ》処理後に《コードラビリンス ルーブル》はルール処理によりバニッシュされ、正面のシグニは能力が戻りますが、既に場にある状態で能力が戻っていますので出現時能力は発動しません。~

Ｑ：�，慮�果で対戦相手のシグニ1体のパワーを-12000してパワーを0以下にし、�い慮�果でそれぞれデッキの上からカードを7枚トラッシュに置きました。《フォーカラー・マイアズマ》処理後、対戦相手はパワー0以下のシグニがありデッキが0枚となっています。リフレッシュ等の処理はどうなりますか？~
Ａ：その場合は、《フォーカラー・マイアズマ》処理後に、パワー0以下のシグニをトラッシュに置く処理とリフレッシュの処理が同時に行われます。その時点でのトラッシュをシャッフルして新たなデッキとし、ライフクロスがあれば1枚トラッシュに置き、パワー0以下のシグニもトラッシュに置かれます。
Ｑ：①の効果で対戦相手のシグニ１体のパワーを−12000してパワーを0以下にし、④の効果でそれぞれデッキの上からカードを７枚トラッシュに置きました。《フォーカラー・マイアズマ》処理後、対戦相手はパワー０以下のシグニがありデッキが0枚となっています。リフレッシュ等の処理はどうなりますか？~
Ａ：その場合は、《フォーカラー・マイアズマ》処理後に、パワー０以下のシグニをトラッシュに置く処理とリフレッシュの処理が同時に行われます。その時点でのトラッシュをシャッフルして新たなデッキとし、ライフクロスがあれば１枚トラッシュに置き、パワー０以下のシグニもトラッシュに置かれます。~

Ｑ：対戦相手が《フル／メイデン イオナ》で、パワー12000以下の白と黒のシグニが1体ずつあります。《フォーカラー・マイアズマ》の1番目のモードで片方のシグニを-12000し、2番目のモードでパワー2000以下のシグニを場に出した場合、こちらのパワー2000以下のシグニは場に残りますか？~
Ａ：いいえ、それらは同時にバニッシュされます。パワーが0以下になったことによるルール処理のバニッシュは、効果の処理中には行われません。《フォーカラー・マイアズマ》の処理中に相手のシグニの片方はパワーが0以下になりますがまだバニッシュされず、こちらの場に出たシグニは《フル／メイデン イオナ》による修正でパワーが0以下となります。《フォーカラー・マイアズマ》処理後、お互いのシグニがパワー0以下ですので同時にバニッシュされます。
Ｑ：対戦相手が《フル／メイデン イオナ》で、パワー12000以下の白と黒のシグニが１体ずつあります。《フォーカラー・マイアズマ》の１番目のモードで片方のシグニを−12000し、２番目のモードでパワー2000以下のシグニを場に出した場合、こちらのパワー2000以下のシグニは場に残りますか？~
Ａ：いいえ、それらは同時にバニッシュされます。パワーが０以下になったことによるルール処理のバニッシュは、効果の処理中には行われません。《フォーカラー・マイアズマ》の処理中に相手のシグニの片方はパワーが０以下になりますがまだバニッシュされず、こちらの場に出たシグニは《フル／メイデン イオナ》による修正でパワーが０以下となります。《フォーカラー・マイアズマ》処理後、お互いのシグニがパワー０以下ですので同時にバニッシュされます。~
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