#author("2020-12-14T13:26:21+00:00","","") *《コード・ピルルク &ruby(ヴァーミリオン){VERMILION};》 [#top] |~カード名|>|>|>|コード・ピルルク VERMILION|[コードピルルクヴァーミリオン]| |~色|CENTER:青/黒|~カードタイプ|CENTER:ルリグ|~ルリグタイプ|CENTER:ピルルク| |~レベル|CENTER:4|~リミット|CENTER:11|~グロウコスト|CENTER:青(1)・黒(1)・無(1)| |>|>|>|>|>|&color(orange){【自】};(ターン1):あなたがスペルを使用したとき、対戦相手のシグニ1体を対象とし、それをダウンし凍結する。&br;&color(blue){【出】};:あなたのデッキからスペル1枚を探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。&br;&color(green){【起】};【アタックフェイズ】[無][無]:あなたの手札からコストの合計が2〜4の青か黒のスペル1枚を、そのコストを支払って使用する。(カードの左上に書かれているコストのみを参照する)| [[リプライドセレクター]]で登場した[[レベル]]4・[[青]]/[[黒]]・[[ピルルク]]の[[ルリグ]]。~ 「[[使用タイミング]][[【アタックフェイズ】]]で[[スペル]]を[[使用]]できる」という、[[ルリグ]]としては従来にない[[起動能力]]が特徴的。~ 他にも[[スペル]][[使用]]時に[[対戦相手]]の[[シグニ]]1体を[[ダウン]]し[[凍結]]する[[常時能力]]、[[場]]に出た時に[[デッキ]]から[[スペル]]を1枚[[手札]]に加える[[出現時能力]]を持っている。~ [[アタックフェイズ]]中に[[スペル]]を[[使用]]できるというのは、[[アーツ]]以外に[[対戦相手]]の[[ターン]]中に介入できる手段が増えたということであるため、[[メインデッキ]]に疑似的に防御用[[アーツ]]を積めるようなものである。~ [[使用]]できるのは1[[ターン]]に一度ではあるが、[[スペル]][[使用]]時に[[自動能力]]で[[ターンプレイヤー]]であるかに関係なく、[[対戦相手]]の[[シグニ]]1体を[[ダウン]]し、[[凍結]]できるので、高頻度で[[対戦相手]]の行動を妨害することもできる。~ [[エクシード]]3で同じことをする[[《コード・ピルルク Λ》]]と比較すると、使い切りではなく何度も使えるという点のみに着目すると、こちらの方が優秀である。~ [[能力]]の[[トリガー]]である[[スペル]]も[[出現時能力]]で[[手札]]に加えられるため、全ての[[能力]]は噛み合っているといえる。~ しかし、[[起動能力]]で[[使用]]できる[[スペル]]が「コストの合計が2〜4の青または黒のスペル」に指定されているのがこの[[カード]]の難点である。~ 「スペル軸」の[[【ピルルク】]]で利用頻度が高い青の[[スペル]]の[[コスト]]帯は1以下に集中しており、[[黒]]の[[スペル]]に関しても有用なものが多いとは言えない。~ [[スペル]]を[[使用]]する際に[[無色]][[エナ]]2つを支払わなければならないというのも[[コスト]]的に重く、1ゲーム中に何度も[[使用]]することは期待できないだろう。~ また[[アタックフェイズ]]中でも[[スペル]]を[[使用]]することに変わりないので、[[対戦相手]]の[[使用タイミング]][[【スペルカットイン】]]を持つ[[起動能力]]や[[アーツ]]の[[使用]]を許してしまう。~ 高い[[コスト]]を支払って[[使用]]した[[スペル]]の[[効果]]を[[《ブルー・パニッシュ》]]などで打ち消されれば目も当てられないので、[[使用]]の際は[[対戦相手]]のデッキタイプと残りの[[エナ]]に注意する必要がある。~ なお、「コストの合計が2〜4」というのは他の[[カード]]の[[効果]]などによって修正・変更されたものは含まず、[[カード]]に書かれた元々の数値を参照するため、何らかの手段で[[コスト]]を軽減できる[[スペル]]を[[使用]]するのが望ましい使い方だろう。~ [[青]]と[[黒]]の2色を要求する[[グロウコスト]]は一見払いにくいように見えるが、[[無色]][[エナ]]を1つ含んでいるため、きちんと[[黒]][[エナ]]を1つ温存しておけば[[グロウ]]に困ることはない。~ むしろ[[ピルルク]]にとって消費しにくい[[色]]の[[カード]]を消化する機会でもある。~ -[[グロウコスト]]が[[混色]]なだけでなく、[[ルリグ]]自体が複数の[[色]]を併せ持つ初めての[[多色]][[ルリグ]]の1枚である。~ - この[[カード]]のイラストは[[リプライドセレクター]]のキービジュアルに使用されている。[[ピルルク]]は無論のこと(単色ではないが)[[青]]の[[ルリグ]]が[[ブースターパック]]のキービジュアルを飾るのは、この[[カード]]が初である。 -''VERMILION''は朱色や紅を意味する英単語。おそらくここでは''紅蓮''と訳すのが正しいのだろう。~ [[インフェクテッドセレクター]]で登場した[[《紅蓮の巫女 タマヨリヒメ》]]、[[《紅蓮の閻魔 ウリス》]]と同様にスクウェア・エニックスのアーケードTCG『[[LORD of VERMILION Re:3>LORD of VERMILION#lov]]』との[[コラボレーション]]カードの1枚。~ [[ピルルク]]は[[ユヅキ]]([[《紅蓮乙女 遊月・肆》]]参照)と共に『LoV Re:3 Dear Servant』へ参戦しており、そこでもこの[[カード]]のイラストが超覚醒のグラフィックの原案として使われている。~ **関連カード [#card] - [[《コード・ピルルク ACRO》]] - [[《コード・ピルルク APEX》]] - [[《コードピルルク・Φ》]] - [[《コード・ピルルク Π》]] ***[[青]]または[[黒]]の合計[[コスト]]2〜4の[[スペル]] [#spellbk24] [[ピルルク]]が使えないものは除外 - 合計[[コスト]]2~ -- [[《INSIGHT》]]~ -- [[《SPIRAL》]]~ -- [[《SPRASH》]]~ -- [[《THREE SWITCH》]]~ -- [[《TRICK OR TREAT》]]~ -- [[《TORNADO》]]~ -- [[《PICK UP》]]~ -- [[《PRECIOUS》]]~ -- [[《BLUEGAIN》]]~ -- [[《インヘイリング・ホール》]]~ -- [[《スラッシュ・ミラクル》]]~ -- [[《セルフ・スラッシュ》]]~ - 合計[[コスト]]3~ -- [[《SHOOTING》]]~ -- [[《SNATCHER》]]~ -- [[《クローズ・ゾーン》]]~ -- [[《パープル・ステイン》]]~ - 合計[[コスト]]4~ -- [[《ATTRACTION》]]~ -- [[《エンド・スラッシュ》]]~ **収録パック等 [#pack] - [[リプライドセレクター]] WX12-003 &size(7){[[ルリグレア]]}; -- Illust:[[タイキ]] &br; Flavor Text:希望への力、それは…。 **FAQ [#faq] Q:自動能力と使用したスペルの効果はどちらが先ですか?~ A:あなたがスペルを使用したら自動能力がトリガーしますが、発動するのはスペルの処理が終わった後となります。~ Q:【自】能力で、ダウン状態のシグニを凍結できますか?~ A:はい、できます。~ Q:起動能力の、コストの合計が2〜4のスペルとはどういうことですか?~ A:そのスペルの左上に記載されているコストの合計が2〜4のスペルとなります。例えば《TRICK OR TREAT》は青×1、無×1でコストの合計が2ですので、そのコストを支払って使用できます。何らかの効果で使用するためのコストが増減していてもそれは参照せず、スペル本来のコストのみ参照します。~ 例1:使用するためのコストが《青×2》まで減った《RECKLESS》などを使用することはできません。~ 例2:コストの合計が2の《TORNADO》を選択後、《TORNADO》の効果で青0で使用することはできます。~ 例3:《羅原姫 Ne》が対戦相手の場にいる状態でも、コストの合計が4のスペルを起動効果で使用できます。しかし、スペルを使用するために必要なエナは無×1増えて5となります。~ Q:起動能力で使用されたスペルに、対戦相手は【スペルカットイン】できますか? ~ A:はい、スペルが使用されていますので、対戦相手は【スペルカットイン】のアーツや能力を使うこともできます。 Q:起動能力で使用したスペルが、対戦相手の【スペルカットイン】の《ブルー・パニッシュ》により、効果を打ち消されました。その場合、《コード・ピルルク VERMILION》の自動能力は発動しますか?~ A:はい、スペルの効果を打ち消された場合でもスペルを使用したことにはなりますので、自動能力がトリガーし、発動します。~ Q:対戦相手のルリグが《ミルルン・ティコ》の場合、起動能力を使用することはできますか?~ A:無×2を支払って起動能力を使用宣言することはできますが、その後にスペルのコストを支払って使用することはできず、そのまま効果は終了します。~