*《コード・ピルルク &ruby(ヴァーミリオン){VERMILION};》 [#top]
|~カード名|>|>|>|コード・ピルルク VERMILION|[コードピルルクヴァーミリオン]|
|~色|CENTER:青/黒|~カードタイプ|CENTER:ルリグ|~ルリグタイプ|CENTER:ピルルク|
|~レベル|CENTER:4|~リミット|CENTER:11|~グロウコスト|CENTER:青(1)・黒(1)・無(1)|
|>|>|>|>|>|&color(red){【常】};:あなたがスペル1枚を使用したとき、対戦相手のシグニ1体をダウンし、それを凍結する。この効果は1ターンに一度しか発動しない。 &br; &color(blue){【出】};:あなたのデッキからスペル1枚を探して公開し手札に加える。その後、デッキをシャッフルする。&br; &color(green){【起】};[無][無]:あなたの手札からコストの合計が2〜4の青または黒のスペル1枚を、そのコストを支払って使用する。この能力は使用タイミング【アタックフェイズ】を持つ。(カードの左上に書かれているコストのみを参照する)|

 [[リプライドセレクター]]で登場した[[レベル]]4・[[青]]/[[黒]]・[[ピルルク]]の[[ルリグ]]。~

「[[【アタックフェイズ】]]のタイミングで[[スペル]]を[[使用]]できる」という、[[ルリグ]]としては従来に無い[[起動能力]]が特徴的。~
 他にも[[スペル]][[使用]]時に[[対戦相手]]の[[シグニ]]1体を[[ダウン]]し[[凍結]]する[[常時能力]]、[[場]]に出た時に[[デッキ]]から[[スペル]]を一枚呼び出す[[出現時能力]]を持っている。~

 [[アタックフェイズ]]中に[[スペル]]を[[使用]]できるというのは、[[アーツ]]以外に[[対戦相手]]の[[ターン]]中に介入できる手段が増えたということであるため、[[メインデッキ]]に疑似的に防御用アーツを積めるようなものである。~
 [[使用]]できるのは1[[ターン]]に一度ではあるが、[[スペル]][[使用]]時に[[常時能力]]で[[ターンプレイヤー]]であるかに関係なく、[[対戦相手]]の[[シグニ]]1体を[[ダウン]]し、[[凍結]]できるので、高頻度で相手の行動を妨害することもできる。~
 [[エクシード]]3で同じことをする[[《コード・ピルルク Λ》]]と比較すると、使い切りではなく何度も使えるという点のみに着目すると、こちらの方が優秀である。~
 能力のトリガーである[[スペル]]も[[出現時能力]]で手札に呼んで来れるため、全ての能力は噛み合っているといえる。~

 しかし、[[起動能力]]で[[使用]]できる[[スペル]]が「コストの合計が2〜4の青または黒のスペル」に指定されているのがこのカードの難点である。~
「スペル軸」の[[【ピルルク】]]で利用頻度が高い青のスペルは0〜1コスト帯に集中しており、黒のスペルに関しても有用なものが多いとは言えない。~
 [[スペル]]を[[使用]]する際に[[無色]][[エナ]]を2つ払わなければならないというのもコスト的に重く、試合中に何度も使用することは期待できないだろう。~
 また[[アタックフェイズ]]中でも[[スペル]]を[[使用]]することに変わりないので、[[対戦相手]]の[[使用タイミング]][[【スペルカットイン】]]を持つ[[起動能力]]や[[アーツ]]の[[使用]]を許してしまう。高いコストを払って使用したスペルを[[《ブルー・パニッシュ》]]などで打ち消されれば目も当てられないので、使用の際は相手のデッキタイプと残りのエナに注意する必要がある。~

「コストが2〜4」というのは他の[[カード]]の[[効果]]などによって修正・変更されたものは含まず、カードに書かれた元々の数値を参照するため、何らかの手段でコストを軽減できるスペルを使用するのが望ましい使い方だろう。~

 [[青]]と[[黒]]の2色を要求する[[グロウコスト]]は一見払いにくいように見えるが、[[無色]]コストを一つ含んでいるため、きちんと黒エナを一つキープしておけばグロウに困ることはない。むしろピルルクにとって消費しにくい[[色]]の[[カード]]を消化するチャンスでもある。~

-[[グロウコスト]]が[[混色]]なだけでなく、[[ルリグ]]自体が複数の[[色]]を併せ持つ初めての[[多色]][[ルリグ]]の1枚である。~

- このカードのイラストは[[リプライドセレクター]]のキービジュアルに使用されている。[[ピルルク]]は無論のこと(純色ではないが)[[青]]の[[ルリグ]]が[[ブースターパック]]のキービジュアルを飾るのは、このカードが初である。

-''VERMILION''は朱色や紅を意味する英単語。おそらくここでは''紅蓮''と訳すのが正しいのだろう。~
[[インフェクテッドセレクター]]で登場した[[《紅蓮の巫女 タマヨリヒメ》]]、[[《紅蓮の閻魔 ウリス》]]と同様にスクウェア・エニックスのアーケードTCG『[[LORD of VERMILION Re:3>LORD of VERMILION#lov]]』との[[コラボレーション]]カードの1枚。~
[[ピルルク]]は[[ユヅキ]]([[《紅蓮乙女 遊月・肆》]]参照)と共に『LoV Re:3 Dear Servant』へ参戦しており、そこでもこのカードのイラストが超覚醒のグラフィックの原案として使われている。~

**関連カード [#card]
- [[《コード・ピルルク ACRO》]]
- [[《コード・ピルルク APEX》]]
- [[《コードピルルク・Φ》]]
- [[《コード・ピルルク Π》]]

***[[青]]または[[黒]]の合計[[コスト]]2〜4の[[スペル]] [#spellbk24]
 [[ピルルク]]が使えないものは除外
- 合計[[コスト]]2~
-- [[《INSIGHT》]]~
-- [[《SPIRAL》]]~
-- [[《SPRASH》]]~
-- [[《THREE SWITCH》]]~
-- [[《TRICK OR TREAT》]]~
-- [[《TORNADO》]]~
-- [[《PICK UP》]]~
-- [[《PRECIOUS》]]~
-- [[《BLUEGAIN》]]~
-- [[《インヘイリング・ホール》]]~
-- [[《スラッシュ・ミラクル》]]~
-- [[《セルフ・スラッシュ》]]~

- 合計[[コスト]]3~
-- [[《SHOOTING》]]~
-- [[《SNATCHER》]]~
-- [[《クローズ・ゾーン》]]~
-- [[《パープル・ステイン》]]~

- 合計[[コスト]]4~
-- [[《ATTRACTION》]]~
-- [[《エンド・スラッシュ》]]~

**収録パック等 [#pack]
- [[リプライドセレクター]] WX12-003 &size(7){[[ルリグレア]]};
-- Illust:[[タイキ]] &br; Flavor Text:希望への力、それは…。

**FAQ [#faq]
Q:常時能力と使用したスペルの効果はどちらが先ですか?~
A:あなたがスペルを使用したら常時能力がトリガーしますが、発動するのはスペルの処理が終わった後となります。

Q:常の能力で、ダウン状態のシグニを凍結できますか?~
A:はい、できます。

Q:起動能力の、コストの合計が2〜4のスペルとはどういうことですか?~
A:そのスペルの左上に記載されているコストの合計が2〜4のスペルとなります。例えば《TRICK OR TREAT》は青×1、無×1でコストの合計が2ですので、そのコストを支払って使用できます。何らかの効果で使用するためのコストが増減していてもそれは参照せず、スペル本来のコストのみ参照します。~
 例1:使用するためのコストが《青×2》まで減った《RECKLESS》などを使用することはできません。~
 例2:コストの合計が2の《TORNADO》を選択後、《TORNADO》の効果で青0で使用することはできます。~
 例3:《羅原姫 Ne》が対戦相手の場にいる状態でも、コストの合計が4のスペルを起動効果で使用できます。しかし、スペルを使用するために必要なエナは無×1増えて5となります。

Q:起動能力で使用されたスペルに、対戦相手は【スペルカットイン】できますか?
~
A:はい、スペルが使用されていますので、対戦相手は【スペルカットイン】のアーツや能力を使うこともできます。

Q:起動能力で使用したスペルが、対戦相手の【スペルカットイン】の《ブルー・パニッシュ》により、効果を打ち消されました。その場合、《コード・ピルルク VERMILION》の常時能力は発動しますか?~
A:はい、スペルの効果を打ち消された場合でもスペルを使用したことにはなりますので、常時能力がトリガーし、発動します。

Q:対戦相手のルリグが《ミルルン・ティコ》の場合、起動能力を使用することはできますか?~
A:無×2を支払って起動能力を使用宣言することはできますが、その後にスペルのコストを支払って使用することはできず、そのまま効果は終了します。

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