*常時能力 [#n16fa22b]
 [[カード]]が場に出ている場合、常に適用され続ける能力。~
 自分の[[シグニ]]の[[パワー]]を上げる能力などがある。~
#author("2020-11-30T02:44:02+00:00","","")
*&ruby(じょうじのうりょく){常時能力}; [#top]
 [[カード]]が持つ[[能力]]です。~
 特別な記述がない限り[[場]]にある限り[[発動]]している[[能力]]で、[[デッキ]]や[[手札]]など[[場]]以外にある場合は[[発動]]しません。~
 「〜であるかぎり」「〜していた場合」という記述の常時能力は、その条件を満たしている間、適用されます。~

 また、[[コスト]]を支払うときに適用される[[マルチエナ]]も、常時能力に属する。~
 この能力は現在唯一の例外として場ではなく[[エナゾーン]]で適用される。
 (公式サイト WIXOSS用語集 より引用)~

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//**関連カード
 特別な記述がない限り、[[カード]]が[[場]]に出ている限り、常に[[発動]]している[[能力]]。~
 条件付きで自身の[[シグニ]]の[[パワー]]を上げる[[能力]]などがある。~

**関連リンク [#g40a87ee]
 また、[[エナ]][[コスト]]を支払う際に作用する[[マルチエナ]]や[[コンバート]]も、常時能力に属する。~
 これらの[[能力]]は例外的に[[場]]ではなく[[エナゾーン]]で[[発動]]する。~
 特定の行動や処理を[[置き換え]]る[[効果]]も常時能力に含まれる。

 常時能力は「〜とき(たび)」という[[発動]]条件を持つ常時能力とそうでない常時能力があり、これらは区別される。~
 当初はこれらを区別する公式用語が存在していなかったが、のちに前者は[[トリガー能力]]の一種である[[自動能力]]として分離されるようになった。~
 [[インサイテッドセレクター]]以前に登場したカードが再録される場合、初出時は&color(red){【常】};で表示されていた[[トリガー能力]]は適宜&color(orange){【自】};に[[能力]]アイコンが置き換えられる。~
 すでに流通している[[カード]]について、[[エラッタ]]適用によるアイコンの読み替えが発生するかは不明。

+''[[トリガー]]常時能力は他の[[トリガー能力]]と優先度が同じであり、同時に[[トリガー]]した場合は[[ターンプレイヤー]]の[[能力]]を好きな順番で解決し、その後非[[ターンプレイヤー]]の[[能力]]を好きな順番で解決する。''~
--例:[[《幻獣 ベイア》]]で[[クラッシュ]]した[[対戦相手]]の[[ライフクロス]]が[[ライフバースト]]を持っていた場合
---[[ターンプレイヤー]]、つまり[[《幻獣 ベイア》]]で[[アタック]]している側の効果から[[発動]]するため、まず[[《幻獣 ベイア》]]の[[常時能力]]で[[デッキ]]の一番上の[[カード]]を[[エナゾーン]]に置く。その後、非[[ターンプレイヤー]]の[[効果]]を処理するため、[[ライフバースト]]の解決を行う。
+''[[トリガー能力]]と無条件常時能力が同時に発生する場合には無条件常時能力が優先的に解決される。''~
--例:[[対戦相手]]の[[《フル/メイデン イオナ》]]の[[パワー]]を−2000する無条件常時能力が適用中に、自身が[[《小弓 ボーニャ》]]を[[場]]に出す場合
---[[《小弓 ボーニャ》]]は[[場]]に出たことで[[出現時能力]]の[[トリガー]]条件を満たすが、[[出現時能力]]を処理する前に無条件常時能力を処理するため、[[《小弓 ボーニャ》]]は[[出現時能力]]を解決する前に[[バニッシュ]]されてしまう。[[能力]]の発動条件を満たした[[シグニ]]がその[[能力]]を解決する前に[[領域]]を移動した場合はその[[能力]]を解決できないため、[[《小弓 ボーニャ》]]はその[[出現時能力]]を解決しないまま[[バニッシュ]]されるのみとなる。~
+''二つの無条件常時能力が存在する時は同時に[[効果]]を解決し、最終的な結果を受けた状態になる。''~
--例:[[対戦相手]]の[[《フル/メイデン イオナ》]]の[[パワー]]を−2000する無条件常時能力の[[発動]]中に自身の[[メインフェイズ]]に[[《羅石 サファイ》]]を[[場]]に出した場合
---[[《羅石 サファイ》]]は[[パワー]]2000だが、[[パワー]]を2000下げる[[効果]]によって即座に[[バニッシュ]]されるのではなく、[[パワー]]を5000にする[[効果]]を解決してから[[パワー]]を2000下げる[[効果]]が解決される(この順番についてはパワーの項の計算順位を参照)。結果、[[《羅石 サファイ》]]は[[パワー]]3000のシグニとして[[場]]に出ることとなる。
+''同時に適用される同一ではない、カードのパワーやテキストや状態等を変更する常時能力が相反する場合、先に出ているカードの能力による効果を先に適用する。''~
--例:「このシグニのパワーは8000になる」能力を持つ赤のシグニAと「すべての赤のシグニのパワーを15000にする」能力を持つ[[《極剣 クララス》]]を場に出す場合
---2体の能力がもたらす結果はAのパワーに関して相反するため、どちらが先に出ているかによってAのパワーは結果的にどうなるかが異なる。&br;Aが先に場に出ていた場合、Aの能力を適用した後で《極剣 クララス》の能力が適用され、結果パワーは15000になる。&br;《極剣 クララス》が先に出ていた場合、適用する順番は逆になり、結果パワーは8000になる。
++''二つの相反する同一の無条件常時能力が存在する場合には後から[[場]]に出たものが先に適用される。''~
これは上記のルールの例外として二つの能力が同一の場合に設けられたルールであるが、&color(red){処理が極めて複雑になっていたため2018年2月22日付で削除される。};
--例:[[《コードラビリンス ルーブル》]]の正面に[[《コードラビリンス ルーブル》]]を[[場]]に出した場合
---後から[[場]]に出た[[《コードラビリンス ルーブル》]]が上書きするため、先に出ていた[[《コードラビリンス ルーブル》]]の[[能力]]は失われる。

//**関連カード [#card]

**関連リンク [#link]
-[[公式用語集]]
-[[置き換え]]
-[[自動能力]]
-[[トリガー能力]]

**FAQ [#faq]
Q:自身と[[対戦相手]]の[[ルリグ]]がそれぞれ[[《フル/メイデン イオナ》]]、[[《四ノ娘 緑姫》]]で[[イオナ]]側には[[白]][[シグニ]]1体、[[黒]][[シグニ]]2体いて-2000の[[能力]]が[[発動]]しているときに[[緑子]]側が[[《幻獣 シエンコ》]]、[[《幻獣 セイリュ》]]、[[《幻獣 ベイア》]]の順に[[場]]に出したあと[[《幻獣 シエンコ》]]の[[起動能力]]を[[使用]]するとどうなりますか?~
A:[[《フル/メイデン イオナ》]]の[[常時能力]]により−2000修正が含まれるため、正しくは8000−2000+5000=11000で[[起動能力]]を[[使用]]、+11000のため、[[パワー]]の値は22000となります。~
(公式Twitter 5:00 - 2014年10月27日より)


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