*リメンバ [#top]
 [[ルリグタイプ]]の一つ。漫画『[[selector infected WIXOSS -peeping analyze-]]』が初出で、TCGでは[[ウルトラジャンプ2014年9月号付録>プロモカード/雑誌付録#uj201409]]の[[レベル]]0〜4[[プロモカード]]セットとして登場した。~
 [[ルリグ]]としての[[色]]は[[白]]だが、[[レベル]]2以降の[[カード]]では[[グロウコスト]]に[[青]]が含まれるのが特徴。~
 [[レベル]]0〜5のいずれも名前に「''星占''の巫女」が付くが、カードの右下に記載された読みは全て「セイセン」でなく「''センセイ''」(「占星」?)になっている。
ルリグ自体の得意戦術は[[凍結]]を利用したアドバンテージを得ること。

 <リメンバ>の[[カード]]は、[[レベル]]0以外の全てが''<リメンバ/[[ピルルク]]>''と書かれた2つの[[ルリグタイプ]]を持つ。[[レベル]]2以上の<リメンバ>が[[グロウ]][[コスト]]で[[青]][[エナ]]を要求すること、<リメンバ>の[[限定条件]]を持つ[[アーツ]]・[[シグニ]]・[[スペル]]が存在しないことから、[[ピルルク]]限定の[[青]]の[[カード]]を併用する[[混色]]のデッキ構築が前提になっている。~

- 公式サイトの[[初心者講座>http://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/rule/]]で2015年7月末から公開されているルール説明動画の[[ルリグ]]紹介には登場していない([[ピルルク]]の紹介でテロップに名前が出て来るだけ)。ナレーションのるう子と[[タマ]]とは本編中で接点が無かったからだろうか。

**関連カード [#card]
-□:[[白]]のカード
-&color(grey){■};:[[無色]]のカード

***[[ルリグ]] [#lrig]
 ※は[[ルリグタイプ]]が''<リメンバ/[[ピルルク]]>''のカード。
- [[レベル]]0
-- □[[《星占の巫女 リメンバ》]]
-- &color(grey){■};[[《comics WIXOSS》]]

- [[レベル]]1
-- □[[《星占の巫女 リメンバ・モーニ》]] ※

- [[レベル]]2
-- □[[《星占の巫女 リメンバ・ヌーン》]] ※

- [[レベル]]3
-- □[[《星占の巫女 リメンバ・ドウン》]] ※

- [[レベル]]4
-- □[[《星占の巫女 リメンバ・ナイト》]] ※
-- □[[《星占の巫女 リメンバ・ミッドナイト》]] ※

- [[レベル]]5
-- □[[《星占の巫女 リメンバ・デッドナイト》]] ※

//***[[アーツ]] [#arts]
//- [[《》]]
//***[[スペル]] [#spel]
//- [[《》]]
//***[[スペル]]([[ライフバースト]]) [#spell]
//- [[《》]]
**『selector』シリーズにおいて [#selector]
#region(この微笑は暗黒―ネタバレ注意)
 外伝漫画『[[selector infected WIXOSS -peeping analyze-]]』に登場する、主人公・水嶋清衣(後の[[ピルルク]])の[[ルリグ]]。~
 元々は坂口歩美が清衣にプレゼントしようとしていた[[構築済みデッキ]]の[[カード]]であり、歩美の事故後に彼女の母を経由して清衣の手に渡った。~
 植物状態に陥った「坂口を救って」という清衣の願いを汲み、セレクターバトルへと彼女を誘う。~

 占いを好み、微笑みを絶やさない明るい性格。占いには相当な自信を持っており、時には清衣の私生活に占いを押し付けることもあった。~
 清衣は当初、その奔放な言動や歯に衣着せぬ物言いに困惑することが多かったが、その献身的な姿勢や激励に少しずつ心を開き、遂には友達として認めるようになっていくのだった。~
 だが清衣が心を開いていく程、その微笑みには意味深なものが混ざっていく。~

 そして勝利を重ね、夢限少女となった清衣の体を得るわけだが、「白窓の部屋」で[[ピルルク]]が見たものは、歩美の人工呼吸器に細工を施して酸素マスクを外し、''「ゆっくり休んでくださいね」''と笑顔で吐き捨てるリメンバの姿であった。~
 セレクターの願いを叶えないと元[[ルリグ]]の人間は消滅する運命を背負うため、[[ルリグ]]は自分が叶えられると判断した願いしか受け入れない。~
 つまり清衣の願いを二つ返事で受け入れた[[リメンバ]]は、最初から歩美を社会復帰させるのではなく、死によって「救済」することを考えていたのであろう。~
 マスクを外す際にもいつもと変わらぬ微笑みを浮かべている姿は、救いのないテレビ版の展開に勝るとも劣らない狂気を読者に見せつけ、その背筋を凍てつかせた。~

 その後、「自分の体に入っている元[[ルリグ]]の新たな[[ルリグ]]となり、『自分の体に戻る』という願いを叶えさせる」という考えのもと、[[黒]]の[[ルリグ]]を携えたセレクターとして[[ピルルク]]と橋本アミカの前に立ちはだかる。~
 バトル自体は[[ピルルク]]の自爆で幕を閉じるが、「[[ルリグ]]に願いを託す」のではなく「セレクターバトルの仕組みを使って願いを叶えようとする」小賢しさが繭の不興を買う。~
 結局自分の体の手元へ送られたリメンバを待っていたのは、元の体に戻る気が全くない元[[ルリグ]]の''「あんたの人生貰うから」''という[[終身刑宣告>《デッド・スプラッシュ》]]であった――。

 その正体は、小学校で清衣を虐めていたグループの1人であった。~
 占いに凝る性格、清衣を貶す過去の日記、憧れていた虐めの主犯格の少女を模した[[ルリグ]]の姿、そして「違う自分になりたい」という当初の願いから鑑みるに、彼女も何かしらのコンプレックスを抱えていたのかもしれない。清衣を籠絡する演技力や、セレクターバトルの「ルール」を分析して抜け道を見つける頭の回転の良さを生かせばまだまともな人生を歩めたはずだったのだが。~
 [[原初のルリグ>《創世の巫女 マユ》]]が目覚め、セレクターバトルを終わらせた後に彼女がどうなったのかを知ることはできない。因果応報に押しつぶされたか、それとも少しは更生の芽が出たか、[[あるいは……?>《星占の巫女 リメンバ・ミッドナイト》]]~
#endregion

**関連リンク [#link]
-[[《ラッキー・スリー》]]
-[[《デッド・スプラッシュ》]]
-[[《ゲット・アウト》]]
-[[凍結]]([[凍結]]効果を持つ関連カード表あり)
//-[[色]]
-[[ルリグタイプ]]
-[[公式用語集]]

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