外伝漫画『selector infected WIXOSS -peeping analyze-』に登場する、主人公・水嶋清衣(後のピルルク)のルリグ。
元々は清衣を気に掛けていた坂口歩美が清衣にプレゼントしようとしていた構築済みデッキのカードであり、歩美の母を経由して清衣の手に渡った。
微笑みを絶やさない明るい性格で、頑なになっていた清衣の心を開き、遂には友達として認められるようになる。
しかし、その微笑みには時折意味深なものも混ざっていて……。
事故で植物状態に陥った「歩美を救おう」とする清衣の願いを汲み、夢幻少女となった清衣の体を得る。
が、いざ病室を訪れたリメンバは躊躇いなく歩美の人工呼吸器を細工し、死によって「苦しみから歩美を救う」という鬼畜の所業に出たのであった。
セレクターの願いを叶えないと元ルリグの人間は消滅する運命を背負うため、ルリグは自分が叶えられると判断した願いにしかOKを出さない。
つまり清衣の願いを即OKしたリメンバは、最初からこの方法による「救済」を考えていたわけで……。
色こそ白だが、いつもと変わらぬ微笑みを浮かべて凶行に及ぶシーンはまさに邪悪そのもの。ウリスやエルドラも裸足で逃げ出すレベルの狂人であった。
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