*ノベライズ [#top]
 WIXOSSを題材にした小説作品。発行・発売は全てホビージャパン。~
 いずれもアニメ『[[selector]]』シリーズや『[[Lostorage incited WIXOSS]]』とは異なる世界観の作品であり『[[selector]]』の劇中に登場するふたせ文緒が著者の小説作品と直接の関連性は無い。

- [[プロモカード/書籍付録]]

**&ruby(ウィクロス){WIXOSS}; -&ruby(ツイン){TWIN}; &ruby(ウィング){WING};- [#twinwing]
 2015年9月30日に発売されたノベルズ。著:円まどか、Illust:[[明治]]。 ISBN 978-4-7986-0919-5~
 メディアミックスとしては初めて『[[selector]]』シリーズの世界観を離れた作品。~
 ただ、登場人物の会話で夢限少女の都市伝説が話題にのぼっている場面があり、「セレクターが周囲にいないWIXOSSプレイヤーの物語」とも取れる。~
 事故に遭い生きる希望を失いかけていた真弓千春を主人公に、WIXOSSを通じた新たな仲間との出会いと友情を描く。

- PR-232 [[《ロマネ・ディフェンス》]]

 本書折り込みのアンケート葉書に『カード大全III』または『アートマテリアルIII』の帯に付いている応募券を貼って返送すると回答者全員に[[ウムル]]のセパレータがプレゼントされる。~
 また、回答者から抽選で過去の関連書籍付録となっていた[[プロモカード]]の複製原画が当たる。

**&ruby(ウィクロス){WIXOSS}; -&ruby(ツイン){TWIN}; &ruby(メモリーズ){MEMORIES};- [#twinmemo]
 2016年3月17日に発売されたノベルズ。著:円まどか、Illust:[[村上ゆいち]]。 ISBN 978-4-7986-1193-8~
 以下の[[プロモカード]]が付属。また、[[ウィクロスマガジン]]Vol.4では本作の表紙画を使用したセパレータが付録になっている。
- PR-259 [[《ウトゥルス・チェイン》]]

 進学を機にWIXOSSを離れていた玉置莉咲が同級生の珠洲明日香に誘われてペア戦のパートナーを結成するまでの経緯に、莉咲が毎晩のように見る夢として[[ウムル]]と[[タウィル]]のエピソードが挿入される(このエピソードの世界観が公式サイトの[[第67回コラム>http://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/column/play_159018/]]で触れられているものと同一かどうかは不明)。

***&ruby(はいけいせかい){背景世界}; [#bgworld]
 本作では、これまで[[無色]]の[[フレーバーテキスト]]において断片的に語られるのみであったTCGとしてのWIXOSSの「''背景世界''」の一端が初めて明らかにされている。~
#region(この終末は幕開け―ネタバレ注意)
 この「背景世界」は文明が崩壊した後の世界で、人類は打ち捨てられた外界と隔絶された「ドーム」と呼ばれるシェルター内で暮らしている。ところが、TWIN MEMORIESのもう1人の主人公である''シャリファ''(莉咲の夢ではシャリファの視点で「背景世界」を見ている)は父が犯した業務上の失態により家族全員がドームの外に追放され、シャリファだけ家族から引き離されて「研究所」と呼ばれる施設に隔離されることになった。~
 この「研究所」では(セレクターならぬ)プレイヤーと呼ばれる少女たちが、ウィクロス因子と[[エナ]]の集合体として誕生した「[[ルリグ]]」と呼ばれる精霊のような存在とパートナーを組んで日々[[ルリグ]]同士を闘わせ、その際に生み出される膨大なエネルギーが世界の維持に費やされているらしい。~
 研究所で日夜行われているこのバトルはプレイヤーと[[ルリグ]]の双方の肉体と精神を著しく消耗させるため、限界に達した[[ルリグ]]は大量のエナを放出して消滅してしまい、[[ルリグ]]を失ったプレイヤーは「用済み」として研究所の手で“処分”されてしまう。そんな中、ごく稀にプレイヤーが戦闘中に覚醒して「バースト状態」となり、[[ルリグ]]を超進化させる現象が起きるとも言われている。

 [[ウムル]]と[[タウィル]]は研究所内で同時に形成された[[ルリグ]]だが、[[ウムル]]にはエナを放出して消滅する以前に[[ルリグ]]として形を持っていた頃の記憶を保持していると言う[[タウィル]]を含む他の[[ルリグ]]には見られない特徴があった。シャリファは[[タウィル]]、そのルームメイトのアスマは[[ウムル]]をそれぞれ割り当てられるが、やがて2人は[[ウムル]]の手引きで研究所を破壊してプレイヤー達を解放する計画を立てる。そして、初めてとなる直接対決の場で[[ウムル]]と[[タウィル]]が融合して''[[ウトゥルス>《開かれし極門 ウトゥルス》]]''となった衝撃により、研究所は閃光に包まれた。

 莉咲が見た夢はここまでだったが、その莉咲のたっての願いで明日香の手によりエピローグが書き足され、小説として刊行された。そのエピローグでは、[[ウムル]]と[[タウィル]]は再び分離して元の姿に戻っている。シャリファとアスマは九死に一生を得て生き残ったプレイヤーや研究所に“処分”(施設外へ追放)された元プレイヤー達と荒野で新たな生活を始め、ドーム内に捕われているプレイヤー達の解放を目標にレジスタンスを結成した。
#endregion

 [[《アンシエント・ウェーブ》]]の[[フレーバーテキスト]]では何者かが「槍」(恐らく[[《原槍 エナジェ》]])について知っていることに[[ウムル]]が驚いているが、本作ではこの「槍」に関するエピソードは特に見られない。

**関連ページ [#link]
- [[カードリスト]]

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