黒ルリグとして最初に登場したルリグタイプで、いわゆる「インフェクテッド組」に分類されるが他の4体(タマ、花代、ピルルク、緑子)よりやや遅れて実装された。基本的には黒ルリグだが、ビギニングセレクターでは無色のレベル5ルリグが登場している。構築済みデッキはブラックデザイアとその改良版のspec selector[浦添伊緒奈]、BLACK DESIRE -movie ver.-、そして2017年4月に発売されたブラックコンフレーション(グズ子とのWデッキ)を加えて3.5種と、登場時からライバル関係のタマ(4種)に次いで全ルリグタイプ中2番目に多い。
ルリグ自体の得意戦術はトラッシュの枚数増加とシグニのパワー低下。
限定条件付きのシグニやスペル、アーツには「スーサイド(自殺的)」ながら強烈な効果が多く、それらで強引に戦局を支配して勝つ流れとなる。
限定条件付きのシグニは主に悪魔で構成されている。最初期から登場しているタマ、花代、ピルルク、緑子はいずれも登場時からメインクラスとサブクラスのシグニがあったのに対し、ウリスはやや遅れて実装された関係もあるのか登場時から一貫してサブクラスを持たず悪魔一筋である。
カード名はレベル0のものを除いて《〇〇の閻魔 ウリス》という形で統一されている。
「〇〇」に入る単語は主に仏教における地獄の階層の名前や、それに関係する言葉である。
★は準限定(ウリス以外でも使えるが、ウリスが使用した場合に特有の効果やコスト軽減がある)カード。
担当声優は今となっては悪役声優として名高い釘宮理恵。第一期から劇場版までの映像作品全てに登場する。
特に劇場版『selector destructed WIXOSS』では「真の主役」といってもよい扱いを受けており、ここでようやく公開された設定も多い。
infected―ネタバレ注意 |
spread―ネタバレ注意 |
destructed―ネタバレ注意 |
本人は登場していないが、言動や性格が酷似している里見紅という男性が登場する。
彼は一部のウリスの口癖をそのまま流用する程で、放送時から現在まで里見とウリスの関連性について(スレが荒れるほどに)議論され続けている。里見本人はincited最終回で「自分の生まれはルリグ」と申告している為、そこで本人の可能性はほぼ消えたと言え、その後は本人説を推す者は少なくなっている。ただ、ウリスがTV版劇場版どちらの結末で見ても彼の現在いる場所が本シリーズで事件が起きている白窓の部屋から出ている可能性は低い為、何かしら事件に絡んでるのではないかと現在も疑われている(里見はウリスの人格や記憶を持っている説、黒幕はウリス説など)。