*ウリス [#top]
 [[ルリグタイプ]]の一つ。基本的に[[黒]]に属するが、[[ビギニングセレクター]]では[[無色]]の[[レベル]]5[[ルリグ]]が登場した。

 [[ルリグ]]自体の得意戦術は[[トラッシュ]]の枚数増加と[[シグニ]]の[[パワー]]低下。~
 限定の[[シグニ]]や[[スペル]]、[[アーツ]]には「スーサイド(自殺的)」ながら強烈な効果が多く、それらで強引に戦局を支配して勝つ流れとなる。~
 [[限定条件]]付きの[[シグニ]]は主に[[悪魔]]で構成されている。

 カード名は[[レベル]]0のものを除いて《〇〇の閻魔 ウリス》という形で統一されている。~
 「〇〇」に入る単語は主に仏教における地獄の階層の名前や、それに関係する言葉である。

- アルファベット表記は[[タロット]]によれば''Urith''だが、アニメの北米版ブルーレイ字幕では''Ulith''とされている。[[簡体字中文版>海外版#zhs]]の表記は''&ruby(ウリス){乌莉丝};''(繁体字表記「烏莉絲」)。

- 映画公開記念[[構築済みデッキ]]に見られるようにTCGとアニメの双方で[[タマ]]のライバル的なポジションに位置付けられており、[[コラボレーション]]でもその関係が活かされている。
--スクウェア・エニックス『ロードオブヴァーミリオンIII』との[[コラボレーション]]では2014年10月23日稼働開始の「Twin Lance」に[[タマ]]と共に参戦しており、ウィクロス文化祭の『ロードオブヴァーミリオンIII』体験コーナーでは[[タイキ]]の箔押し[[サインカード]]([[《紅蓮の閻魔 ウリス》]]と同デザイン)が配布された。~
……が、その直後に特定の条件下において同カードを使用するとパラメータがおかしくなるバグが判明。限定配布という華々しいイベントの直後に使用不可措置(2015年10月16日〜20日)を喰らう羽目になってしまった。
--ホビージャパンのTCG『ラストクロニクル』でも[[タマ]]に続いて相互コラボレーションカード《ウリス》(PR-101)が作成されており、[[悪魔]]をサーチする能力と[[《ブラック・デザイア》]]を基にしたようなユニット破壊能力を与えられている。Illust:藤ちょこ。
--ホビージャパンのTCG『ラストクロニクル』でも[[タマ]]に続いて相互コラボレーションカード《ウリス》(PR-102)が作成されており、[[悪魔]]をサーチする能力と[[《ブラック・デザイア》]]を基にしたようなユニット破壊能力を与えられている。Illust:藤ちょこ。

**関連カード [#card]
-■:[[黒]]のカード
-&color(grey){■};:[[無色]]のカード

***[[ルリグ]] [#lrig]
- [[レベル]]5
--■[[《虚幸の閻魔 ウリス》]]
--&color(grey){■};[[《虚無の閻魔 ウリス》]]

- [[レベル]]4
--■[[《紅蓮の閻魔 ウリス》]]
--■[[《黒沙の閻魔 ウリス》]]
--■[[《獄卒の閻魔 ウリス》]]
--■[[《罪門の閻魔 ウリス》]]
--■[[《焦熱の閻魔 ウリス》]]
--■[[《辛苦の閻魔 ウリス》]]
--■[[《無間の閻魔 ウリス》]]
--■[[《無道の閻魔 ウリス》]]

- [[レベル]]3
--■[[《阿鼻の閻魔 ウリス》]]
--■[[《叫喚の閻魔 ウリス》]]
--■[[《三途の閻魔 ウリス》]]
--■[[《灰河の閻魔 ウリス》]]
--■[[《煉獄の閻魔 ウリス》]]

- [[レベル]]2
--■[[《黒縄の閻魔 ウリス》]]
--■[[《衆合の閻魔 ウリス》]]

- [[レベル]]1
--■[[《灼熱の閻魔 ウリス》]]
--■[[《等活の閻魔 ウリス》]]

- [[レベル]]0
--&color(grey){■};[[《infected WIXOSS》]]
--■[[《URITH》]]
--■[[《ウリス》]]
--■[[《閻魔 ウリス》]]
--&color(grey){■};[[《タマ&ウリス》]]

***[[アーツ]] [#arts]
-&color(grey){■};[[《エンドホール》]]
-■[[《グレイブ・アウト》]]
-■[[《グレイブ・ガット》]]
-■[[《サイレント・クラップ》]]
-■[[《デモン・トゥーム》]]
-■[[《ブラック・デザイア》]]
-■[[《ブラッド・ダンス》]]

***[[シグニ]] [#signi]
- [[レベル]]4
--■[[《毒蛇の華 アシュタルス》]]
--■[[《呪われし数字 666》]]

- [[レベル]]3
--■[[《引き連れし魔象 ニンバルフ》]]

- [[レベル]]2
--■[[《妖しき蒼火 メドギラ》]]
--■[[《堕落の吐露 マイモン》]]
--■[[《堕楽の一目 アーリマン》]]
--■[[《墓守の小悪 アルマ》]]

- [[レベル]]1
--■[[《13回目の金曜 ホッケーマスク》]]

***[[シグニ]]([[ライフバースト]]) [#signi_burst]
- [[レベル]]5
--■[[《弄命の侯爵 アモノウル》]]

- [[レベル]]4
--■[[《悪魔姫 アンナ・ミラージュ》]]
--■[[《弱者の必滅 ディアボロス》]]
--■[[《堕落の虚無 パイモン》]]
--■[[《堕落の才女 ルシファル》]]
--■[[《堕落の砲女 メツム》]]
--■[[《破戒の轟牙 シヴァ》]]
--■[[《破滅の右像 ウンギョウ》]]

- [[レベル]]3
--■[[《悪魔の勇武 モリガ》]]
--■[[《堕落の破戒 オリエンス》]]
--■[[《堕落の砲女 キャリ》]]
--■[[《復讐の右魔 アレークト》]]

- [[レベル]]2
--■[[《千夜の夜王 イフリード》]]

- [[レベル]]1
--■[[《小悪の憂鬱 グリム》]]
--■[[《使命の怠惰 ヘカーテ》]]
--■[[《堕落の消滅 アリトン》]]
--■[[《堕落の砲女 サキュ》]]

***[[スペル]] [#spell]
-■[[《エビルズ・ソウル》]]
-■[[《デス・バイ・デス》]]

***[[スペル]]([[ライフバースト]]) [#spell_burst]
-■[[《エニグマ・オーラ》]]
-■[[《サクリファイス・スラッシュ》]]
-■[[《ファイナル・ディストラクション》]]
-■[[《レベル・ダウン》]]

**その笑みは嗜虐――『selector』シリーズにおいて [#selector]
担当声優は[[釘宮理恵]]。第一期から劇場版までの映像作品全てに登場する。~
特に劇場版『[[selector destructed WIXOSS]]』では「真の主役」といってもよい扱いを受けており、ここでようやく公開された設定も多い。~

#region(infected―ネタバレ注意)
 アニメ第1期『[[selector infected WIXOSS]]』では第4話から登場。浦添伊緒奈の[[ルリグ]]である。~
 非常に好戦的、かつ冷酷な性格で、甘ったるい声で対戦相手をねちねちと蔑む。珍しく悪役を担当する釘宮女史の演技は必聴。~
 『infected』ではさほどストーリーに絡むこともなく、伊緒奈にバトルをねだったり、蒼井晶を煽ったりする程度の活躍だった。~
 最終話において夢限少女となった伊緒奈の体を受け継ぎ、街中へ消える。~
#endregion

#region(spread―ネタバレ注意)
 第2期『[[selector spread WIXOSS]]』では第一話から登場。~
 [[イオナ]]の願いが「戦いを求める」ということをいいことに、他人を痛めつけたいという自分の欲望を満たすために活動していた。この時期のウリスと人格が入れ替わった伊緒奈は俗に「ウリ奈」とも呼ばれる。~

 第6話では自身の過去を語り、その回想の中では黒髪のショートヘアだった人間時代もおぼろげながら描写されている。~
 幼少期から小動物や他の子供達を虐待してきた歪んだサディストだったが、成長するにつれて「ばれないように見えない所=人の心を壊す」という嗜好を育てていった。~
 欲望を押し殺すしかない現実に倦んでいた折にWIXOSSと出会い、堂々と他人の人生を蹂躙できるセレクターバトルに魅せられ、夢限少女の真実を知った後も「永遠に[[ルリグ]]であり続ける」願いを抱く。~
 繭の手で浦添伊緒奈の元に送られた後は、戦いを求めていた彼女と共に幾多のセレクターを狩る。ただし、あくまでも「純粋な戦い」のみを求めている伊緒奈とは意気投合しなかった。~
 ちなみに[[レベル]]0の「ぴっちりレオタードに縮れた長バンダナ」姿は、最初のルリグ「クロ」の外見そのもの。伊緒奈=クロへ向けた繭の嫌がらせである。

 終盤では再び夢限少女となり、「白窓の部屋」の主である繭をセレクターに指名してるう子とユキ(「[[イオナ]]」から改名)を返り討ちにしようと目論んだ。しかし[[レベル5>《虚無の閻魔 ウリス》]]への[[グロウ]]には成功するものの、実戦経験が無い繭の脆さに失望させられることになる。~
 最期はるう子に[[エクシード]]能力を看破されたことで敗北が確定し、これまでの自分の所業を裏返すかのような闇に引きずり込まれ、力尽きてしまった。~
 エピローグでも他の[[ルリグ]]と異なり、元の体を取り戻した様子は描かれていない。~

 ラストボスにふさわしく、参戦したセレクターバトルではるう子に次ぐ勝率を誇っているが、タマには毎回負けるジンクスがある。~
#endregion

#region(destructed―ネタバレ注意)
 本名・''五十嵐留未(いがらし るみ)''。幼少期に母親を亡くし、叔父の戸賀崎(とがさき)家に引き取られる。~
 この時から心に闇を抱えており、虫を解体して遊ぶ様や、大人に向ける意味深な目線から周囲に気味悪がられ、特に一人娘の[[幸>ルリグ/TCG未登場#hanare]]を溺愛する戸賀崎夫人からは「疫病神」呼ばわりされていた。~
 底抜けの純粋さで自分と仲良くしようとする幸に対しても度々嫌がらせを仕掛けたこともあって、結局施設に預けられ、そしてTVシリーズの時点へ繋がっていく。~
#endregion

**関連リンク [#link]
-[[ルリグタイプ]]

-[[《フォーカラー・マイアズマ》]]
-[[《墓守の小悪 アルマ》]]

-[[黒]]
-[[無色]]

-[[【ウリス】]]


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