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*【ハナレ】 [#top]
#contents
**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
パワーマイナス能力を持った[[毒牙]]の[[シグニ]]を利用する[[ハナレ]]のデッキ。~
耐性を持たない[[シグニ]]に対して高い除去力を発揮できる。~
また、黒の中でも[[エナ]]の補充手段が豊富なのも特徴で、[[《救済の冥者 ハナレ》]]の高いグロウコストや強力だがコストが重い[[アーツ]]も支払いやすい。~
[[ハナレ]]自身は長らく直接的な強化は途切れていたが、[[《インサイダー・サルベージ》]]の登場で毎ターンのハンデス&シグニのトラッシュ送りのコンボが開発され、メインフェイズ中の除去及びハンデスに弱い【カーニバル】への有効な対抗デッキとして注目されるようになった。
|~カード名|>|>|>|救済の冥者 ハナレ|[キュウサイノメイジャハナレ]|
|~色|CENTER:黒|~カードタイプ|CENTER:ルリグ|~ルリグタイプ|CENTER:ハナレ|
|~レベル|CENTER:4|~リミット|CENTER:12|~グロウコスト|CENTER:黒(4)|
|>|>|>|>|>|&color(red){【常】};:あなたのメインフェイズ開始時、あなたのトラッシュからレベル3以下の<毒牙>のシグニ1枚を場に出す。ターン終了時に、そのシグニを場からトラッシュに置く。&br; &color(green){【起】};エクシード1:あなたの<毒牙>のシグニ1体をアップする。&br; &color(green){【起】};エクシード3:あなたのデッキの上からカードを3枚公開する。その中から好きな数の<毒牙>のシグニを場に出し、残りをトラッシュに置く。この能力は使用タイミング【メインフェイズ】【アタックフェイズ】を持つ。|
**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
***[[ルリグ]]について [#lrig]
-レベル4~
-- [[《救済の冥者 ハナレ》]]~
グロウコストが4で、レベル4の能力持ちルリグでありながらリミット12を持つ特殊なルリグ。~
メインフェイズ開始時に、トラッシュのレベル3以下の[[毒牙]]のシグニを一時的にリアニメイトする常時能力を持つ。~
リアニメイトした毒牙はターン終了時にトラッシュに置かれてしまうので、主に[[《ドライ=アグリピナ》]]のような「起動能力でトラッシュに置かれるとパワーマイナスを行う毒牙」を場に出し、メインフェイズ中に使い捨ててしまう使い方がオーソドックスである。~
エクシード1は[[《フィア=ダイオ姫》]]の能力と相性が良い。~
盤面が開いてしまった緊急時にはエクシード3を使用し、デッキトップ3枚の中から[[毒牙]]のシグニを好きな数展開することがもできる。~
-レベル3~
-- [[《傀儡の冥者 ハナレ》]]~
出現時能力で、相手のシグニ1体のパワーを自分の場にある毒牙の数×−5000できる。~
毒牙が二体以上残っていれば、レベル3帯のだいたいのシグニは除去できる。~
除去されるなどして自分の場に毒牙が一体もなければ能力も無駄となってしまうため、意外に能力の発動は難しい。~
しかし、対戦相手がこの能力を恐れて自分の毒牙を全てバニッシュしてくれれば、エナゾーンの増加というアドバンテージが得られる、という考え方もできる。~
-- [[《禍因の冥者 ハナレ》]]~
エクシードのコストとしてルリグトラッシュに置かれたとき、トラッシュからレベル3以下の毒牙を[[リアニメイト]]できる。~
レベル3時点では何も出来ないが、[[《救済の冥者 ハナレ》]]のエクシード3使用時に毒牙以外のシグニを引いてしまったときの強力な保険となる。~
-- [[《金械の冥者 ハナレ》]]~
[[出現時能力]]でノーコストでコインを3つ得る。~
[[《ダウト・クリューソス》]]や[[《生生流転》]]などのコインアーツを組み込めるようになる。
***[[アーツ]]について [#arts]
- [[《フォービドゥン・ゲーム》]]~
[[ハナレ]]の準限定アーツ。~
対戦相手のシグニ1体のパワーを−12000し、トラッシュからレベル3以下の毒牙のシグニをリアニメイトできるアーツ~
注目すべきは手札から毒牙を捨てることでコストを軽減できるということにある。~
毒牙1枚を捨てることで合計コスト3、毒牙2枚を捨てれば0エナで[[《フォーカラー・マイアズマ》]]とほぼ同様のことができると考えれば非常に強力である。~
可能であれば2枚は採用したい。~
- [[《フォーカラー・マイアズマ》]]~
圧倒的な汎用性を誇る多用途アーツ。使える能力は相手シグニへのパワー−12000、レベル3以下シグニのリアニメイトと、[[《フォービドゥン・ゲーム》]]と似ている部分がある。~
このデッキでは、[[《フォービドゥン・ゲーム》]]で対応ができない状況で使用したい。~
- [[《ブラッディ・スラッシュ》]]~
黒の代表的なバニッシュアーツ。~
このデッキでは、[[《幻獣 ソウリュウ》]]のようなパワーマイナスが効かない相手の対策用アーツとなる。~
- [[《インサイダー・サルベージ》]]~
[[黒]]2エナで[[黒]]の[[シグニ]]をなんでも回収できる。~
汎用性が極めて高いが、このデッキでは[[《フィア=パトラ》]]を回収、[[《救済の冥者 ハナレ》]]で回収した[[《ドライ=アグリピナ》]]とともに毎ターンパワーマイナスとトラッシュ送り、ハンデスのコンボを実行できる。~
無色を含めて他色のシグニも回収できるが、このデッキ特有の再利用コンボを放棄することになるため緊急時のみの利用とすること。~
- [[《炎竜毒蛇》]]~
パワーマイナス、バニッシュ、トラッシュからのシグニ回収など、黒と赤の特性を併せ持った汎用アーツ。~
特筆すべきはアサシン、ランサー、ダブルクラッシュのいずれかを持つシグニを全てバニッシュできる3番目のモード。
このデッキが最も苦手とする[[《幻獣 ソウリュウ》]]を含んだランサー軍団を一瞬で全滅させられるのは大きい。~
赤エナを二つ捻出するのが若干難しいが、トラッシュに送られる毒牙と相性の良い[[《羅石 アクアマリン》]]など、シナジーのある赤のシグニを少数採用しておけば問題無い。~
赤エナを二つ捻出するのが若干難しく、トラッシュに送られる毒牙と相性の良い[[《羅石 アクアマリン》]]や溜まったエナを吹き飛ばすための[[《烈情の割裂》]]など、シナジーのある赤のカードを少数でも採用しておきたい。~
- [[《紆余曲折》]]、[[《サクシード・ディストラクト》]]~
[[ルリグ]]に[[エクシード]]による除去を付与できる[[アーツ]]。~
[[毒牙]][[シグニ]]と[[アーツ]]による除去が主力のため、[[《先駆の大天使 アークゲイン》]]などの耐性を持つ[[シグニ]]相手に弱いこのデッキとの相性は良い。~
下のカードを温存しやすい[[《紆余曲折》]]と[[【アタックフェイズ】]]を持つ[[《サクシード・ディストラクト》]]のうち、対処したい状況で使い分けると良い。~
- [[《アイドル・ディフェンス》]]~
除去が追いつかない相手のアタックをしのぐ手段として採用する。~
相手が[[スペル]]や[[アーツ]]を使わないかぎりエナ消費は膨大なため、なるべくエナを多めに貯めておくこと。~
***[[シグニ]]について [#signi]
-レベル4~
-- [[《フィア=パトラ》]]~
ハナレ限定のレベル4シグニ。~
パワーマイナスを行うとマイナスした分だけパワーがプラスされ、起動能力で自身のパワーを-20000することで対戦相手のシグニ1体と手札1枚をトラッシュ送りにできる。~
黒でありながら[[ハンデス]]を行える珍しいシグニ。~
除去対象は対戦相手の選択となるので、まずは相手シグニ2体をパワーマイナスで除去してから、本当に倒したい本命をトラッシュ送りにするのが定石。~
レベル4にグロウ後の[[《ドライ=アグリピナ》]]の[[起動能力]]で-8000することでちょうどパワーが20000となるため相性が良い。~
[[《インサイダー・サルベージ》]]で毎ターン回収が可能。~
-- [[《フィア=ダイオ姫》]]~
[[ハナレ]]というルリグタイプと[[《ドライ=ダイオ娘》]]の登場で評価を伸ばしたシグニ。~
トラッシュに送られる毒牙と組み合わせることで複数回にわたってアップダウンを繰り返し、パワーマイナスを連続して叩き込める。[[《ドライ=ダイオ娘》]]でパワーマイナス値を2倍にすれば更に強力である。~
-- [[《フィア=ネロザラン》]]~
対戦相手のアタックフェイズ時、トラッシュに置かれることでシグニ2体のパワーを-10000する。対戦相手がレベル4である場合、10000のパワーマイナスでは除去できるラインに達しないので若干心もとない。~
しかし、レベル4のハナレのリミットは12なので、このシグニを複数展開することが可能。パワーマイナスを重ねがけすることによって甚大な被害をもたらすことができる。~
-- [[《フィア=ヴィックス》]]~
[[出現時能力]]などを使い終わった[[毒牙]]をパワーマイナスに変換できる。~
また、[[《轟炎 花代・爾改》]]などのパワー増加効果に対して強烈なメタとなる。~
-- [[《幻水姫 ダイホウイカ》]]~
[[青]]の定番[[レベル]]4。~
手札補充交換とアタック時のパワーマイナスを行える。~
-レベル3~
-- [[《ドライ=アグリピナ》]]~
レベル3ならば6000、レベル4ならば8000のパワーマイナスを行える。~
[[《フィア=パトラ》]]と合わせればシグニのトラッシュ送りとハンデスを狙える。
[[《救済の冥者 ハナレ》]]などを使えば場に出しやすいレベルのため繰り返し使用していきたい。~
-- [[《ドライ=ダイオ娘》]]~
[[《フィア=ダイオ姫》]]とのコンボでパワーマイナスの値を底上げできる。~
-- [[《ドライ=ソマナ》]]~
[[毒牙]]を自身を含めて3体並べる必要があるが、[[出現時能力]]でパワーマイナスを行える唯一のレベル3以下[[毒牙]]。~
[[《禍因の冥者 ハナレ》]]などで場に出せば防御力の底上げに貢献してくれる。~
-- [[《ドライ=ラッカー》]]~
-レベル2~
-- [[《ツヴァイ=チェボル》]]~
[[出現時能力]]で[[《アイン=ダガ》]]や[[《アイン=ルクボル》]]を回収し、再度能力を使用したり壁にできる。~
能力を使い終わったら[[《トキシック・スパイクス》]]のコストにしてしまおう。
-レベル1~
--[[《アイン=ダガ》]]~
-- [[《アイン=ダガ》]]~
[[毒牙]]の基本となる[[シグニ]]。~
レベルに応じてパワーマイナスできる数値が変化する。~
序盤から相手の[[起動能力]]を持つ[[シグニ]]を積極的に除去しつつトラッシュを肥やし、[[《トキシック・スパイクス》]]などで回収を狙っていく。~
--[[《アイン=ルクボル》]]~
-- [[《アイン=ルクボル》]]~
[[レベル]]2までは[[《アイン=ダガ》]]と使い勝手はほぼ同じ。~
それ以降はパワーマイナスの数値が[[《アイン=ダガ》]]より劣る。~
[[ライフバースト]]の有無でデッキスペースと相談して採用枚数を吟味したいが、[[レベル]]1[[毒牙]]の重要性で考えるとそれぞれ可能な限り積んでしまっても構わない。
--[[《羅石 アクアマリン》]]~
-- [[《羅石 アクアマリン》]]~
[[《アイン=ダガ》]]など、[[起動能力]]で場からトラッシュに送られる[[シグニ]]が多いため好相性。~
[[赤]]のため[[《炎竜毒蛇》]]のコストにもなれる。~
--[[《羅植 シクラメン》]]~
-- [[《羅植 シクラメン》]]~
エナチャージ要員。~
緑のエナを必要とするカードを採用している場合に。
***[[スペル]]について [#spel]
***[[スペル]]について [#spell]
- [[《バッド・メディスン》]]~
蘇生スペル。~
同クラスが3体並んでいれば、黒のシグニを2体まで回収可能。~
このデッキは殆どのシグニが毒牙なため、条件は満たしやすい。~
- [[《烈情の割裂》]]~
このデッキはメインの除去手段がメインフェイズ中のパワーマイナスであるため、対戦相手にエナを与えやすい。~
防御アーツの連発を阻止するために有効なスペル。~
- [[《トキシック・スパイクス》]]~
[[ハナレ]]の[[ユニークスペル]]。~
アドバンテージの塊で、[[出現時能力]]を使い終わった[[毒牙]]をコストにすれば無駄がない。
//**[[デッキ]]の派生 [#variation]
**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
とにかくパワーマイナスに依ったデッキなので、それを無効にしてしまう[[《幻獣 ソウリュウ》]]を持つ[[【緑子】]]、[[《先駆の大天使 アークゲイン》]]で場のシグニに強力な耐性をつける[[【タマ】]]を苦手とする。~
特に[[【緑子】]]は天敵であり、[[《幻獣 ソウリュウ》]]がいる盤面にランサーを付与されると、13弾環境下のハナレは殆ど対抗手段を持つことが出来なかった。~
14弾[[サクシードセレクター]]では[[《炎竜毒蛇》]]という強力な対策アーツが登場するので、多少は渡り合えるようになるか。~
[[《幻水姫 ダイホウイカ》]]以外はメインフェイズ中の除去が主力のため[[ウリス]]や[[ピルルク]]のような[[【アタックフェイズ】]]のリカバリーが得意なデッキは苦手。
**代表的なカード [#typicalcard]
-[[《救済の冥者 ハナレ》]]~
**関連リンク [#link]
-[[ハナレ]]
-[[デッキ集]]