#author("2021-09-08T04:13:23+00:00;2021-09-07T08:26:10+00:00","","") *【&ruby(さんしきほうじゅんき){三式豊潤娘}; &ruby(みどりこ){緑姫};】 [#top] #contents **[[デッキ]]の概要 [#abstract] [[《三式豊潤娘 緑姫》]]を[[ルリグ]]とした[[デッキ]]。~ [[レベル]]4以降の[[グロウ]]を放棄する代わりに得られる、[[空獣]]と[[地獣]]の[[シグニ]]に[[パワー]]+2000を与える[[常時能力]]と[[ルリグデッキ]]の自由度を活かして戦う[[デッキ]]。~ [[グロウコスト]]が[[《三式豊潤娘 緑姫》]]と[[レベル]]2の[[緑子]]で[[緑]][[エナ]]3のみの消費で済む点から、[[《因果応報》]]の[[コスト]]を揃えやすい。~ [[レベル]]4の[[シグニ]]を入れる必要が無く、[[レベル]]3以下の[[空獣]]か[[地獣]]の[[シグニ]]を多く投入することで、序盤から安定して戦える。~ [[《三式豊潤娘 緑姫》]]の[[常時能力]]により、[[《幻獣 ミスザク》]]が常に[[ランサー]]を得られるようになるのが大きな利点。~ **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] ***[[ルリグ]]について [#lrig] -[[《三式豊潤娘 緑姫》]]~ 全ての[[地獣]]または[[空獣]]の[[シグニ]]に常時[[パワー]]+2000を与える[[常時能力]]を持つ。~ [[《幻獣 ヒャッコ》]]や[[《幻獣 ミスザク》]]の[[常時能力]]を常に有効にできるようになり、非常に強力。~ -[[《二型闘婚娘 緑姫》]]~ [[レベル]]2[[ルリグ]]は[[バニラ]]でもよいが、[[緑]]の[[シグニ]]に常時[[パワー]]+1000を与えるこちらだと、速攻の赤対策や、[[《羅石 コランダム》]]と[[《幻獣 ミャオ》]]による[[パワー]]8000ラインの突破に役立つ。~ ***[[アーツ]]について [#arts] [[ルリグ]]は[[レベル]]0〜3の[[緑子]]のみであるため、[[ルリグデッキ]]のうち6枚を[[アーツ]]に割ける。~ -[[《因果応報》]]~ この[[デッキ]]のフィニッシャーとなる[[アーツ]]。~ [[ルリグ]]が[[レベル]]3の状態で[[使用]]した場合、[[コスト]]の合計は12。~ [[緑]]単[[色]]で構築しているならば大した問題はないだろう。~ -[[《小利大損》]]~ 低[[レベル]][[シグニ]]では処理しにくい高[[パワー]][[シグニ]]を[[バニッシュ]]できる。~ -[[《三令五申》]]~ [[エナゾーン]]から好きな[[カード]]を回収できる。~ -[[《意気揚々》]]~ [[シグニ]]全てに[[パワー]]+5000を与える。~ -[[《奇奇怪怪》]]~ 単純な[[パワー]]増加から[[赤]]の[[スペル]]による[[シグニ]]の[[バニッシュ]]の妨害まで行えて応用が利く。~ -[[《ゼノ・マルチプル》]]~ [[青]]と[[白]]の[[混色]]用。~ [[シグニ]]の[[バウンス]]から[[手札]]補給まで行えて非常に強力な[[アーツ]]。~ -[[《アンシエント・サプライズ》]]~ [[黒]]との[[混色]]用。~ [[パワー]]マイナスから[[シグニ]]の[[トラッシュ]]からの調達による防御まで行えて、攻守において非常に役立つ。~ -[[《ドント・ムーブ》]]~ [[青]]との[[混色]]用。~ [[赤]]などの速攻[[デッキ]]に対して有効。~ -[[《ツー・ダスト》]]~ [[対戦相手]]の[[手札]]を2枚ランダムに捨てさせることができる。~ [[ランサー]]ではフィニッシュを決めることができないため、[[対戦相手]]の[[手札]]の[[ガード能力]]を持つ[[シグニ]]を削り[[ルリグ]]の[[アタック]]による勝利を狙う。~ -[[《炎志貫徹》]]~ [[赤]]との[[混色]]用。~ [[《羅石 コランダム》]]を投入している場合に採用が考えられる。~ 相性の悪い[[《先駆の大天使 アークゲイン》]]への対抗策となる[[アーツ]]。~ 厄介な高[[パワー]][[シグニ]]と[[バトル]]することなくフィニッシュが決められるので非常に強力。~ -[[《レイズ・オブ・エッジ》]]~ [[《小利大損》]]の範囲外の[[シグニ]]を[[トラッシュ]]に置くことができ、また序盤から[[ライフクロス]]の[[クラッシュ]]が狙え、この[[デッキ]]のコンセプトとの相性がいい。~ ***[[シグニ]]について [#signi] -[[パワー]]増加要員~ --[[《幻獣 シエンコ》]]~ [[コスト]]が必要なものの、[[対戦相手]]の高[[パワー]][[シグニ]]を突破できるようになり終盤の戦線強化に役立つ。~ [[常時能力]]よって[[レベル]]2になることで、[[《幻獣 ミスザク》]]等の[[レベル]]3の[[シグニ]]2枚の突破力を高められるのは大きな利点。~ --[[《幻獣 パンダン》]]、[[《幻獣 コアラン》]]~ [[コスト]]なしで[[パワー]]+2000を与えることができ小回りを効かせやすいが、単体にしか与えられないため効率は悪いのが難点。~ --[[《幻獣 トサ》]]~ 他の[[空獣]]と[[地獣]]の[[シグニ]]すべてに[[パワー]]+2000を与える[[常時能力]]を持つ。 自身は[[パワー]]を得られないが、[[シグニゾーン]]に存在する限り継続して[[パワー]]を与え続けることができる。~ [[ライフバースト]]は[[デッキ]]から[[空獣]]か[[地獣]]の[[シグニ]]を[[手札]]に加えるという使い勝手が良いもの。~ しかしながら主力となる[[レベル]]3の[[シグニ]]は他にも採用しておきたいものが多く、他の[[シグニ]]との調整が必要である。~ --[[《幻獣 ビグタット》]]~ [[シグニ]]全てに[[パワー]]+2000を与える[[出現時能力]]を持つ。~ [[《幻獣 トサ》]]どうように他の[[シグニ]]との調整が必要でありこちらは使い切りとなるが、自身も[[パワー]]を得ることができる。~ --[[《幻獣 コマリス》]]~ [[ダウン]]するだけで全体に[[パワー]]+5000を与えることができ強力。~ --[[《羅石 コランダム》]]~ [[場]]にいるだけで[[緑]]の[[シグニ]]に[[パワー]]+2000を与え、自身も[[緑]]の[[シグニ]]がいれば[[パワー]]5000になる。~ 序盤に[[場]]に出せば、[[対戦相手]]の[[ターン]]での速攻を抑制することができる。~ [[空獣]]や[[地獣]]の[[シグニ]]でないことから、[[空獣]]でも[[地獣]]の[[シグニ]]関連のサポートを受けにくい点に注意。~ -被[[パワー]]増加要因~ --[[《幻獣 ヒャッコ》]]、[[《幻獣 コゲンブ》]]~ [[パワー]]+2000以上を与えた状態で[[アタック]]するだけで[[エナゾーン]]を増やせ、序盤の[[エナゾーン]]肥やしに役立つ。~ --[[《幻獣 ミスザク》]]~ この[[デッキ]]で数少ない[[ライフクロス]]の[[クラッシュ]]が狙える主力[[カード]]であり、可能な限り4枚採用したい。~ --[[《羅植 カーノ》]]~ 必要な[[パワー]]の増加量が多く、[[空獣]]でも[[地獣]]でもないことから、[[《三式豊潤娘 緑姫》]]等でのサポートも受けられない。~ また自身が[[バニッシュ]]された後に[[シグニ]]を確保するのが難しく、採用は慎重にしたい。~ -その他[[シグニ]]~ --[[《幻獣 ミャオ》]]~ [[対戦相手]]が[[シグニ]]を3体揃えていれば、序盤からでも[[ランサー]]の[[発動]] が狙えて非常に強力。~ --[[《幻獣 ハチ》]]~ 不確定ながらも[[手札]]の[[空獣]]または[[地獣]]の[[シグニ]]の補給が狙える。~ 成功率を高めるためには、[[デッキ]]の構成を[[地獣]]と[[空獣]]寄りにすることが優先される。~ --[[《幻獣 キジ》]]~ 1:2交換で[[エナゾーン]]を増やす[[出現時能力]]を持つ。~ [[コスト]]は[[手札]]の[[空獣]]または[[地獣]]の[[シグニ]]に指定されているので、[[《幻獣 ハチ》]]と合わせて使っていきたいところ。~ --[[《幻獣 モンキ》]]~ [[エナゾーン]]を増やせる[[出現時能力]]を持つ。 特に条件や[[コスト]]は存在しないが、[[対戦相手]]にブロック役の[[シグニ]]を出され放置されると[[エナゾーン]]に送るしかなくなるので、大量投入は慎重にしたい。~ --[[《幻獣 オウル》]]~ [[パワー]]10000を持つ[[空獣]]の[[バニラ]][[シグニ]]。~ [[《三式豊潤娘 緑姫》]]の[[常時能力]]によっては[[パワー]]12000となるので、多くの[[レベル]]4[[シグニ]]を倒せるようになる。~ --[[《緑幻獣 モモ》]]~ [[《幻獣 キジ》]]、[[《幻獣 ハチ》]]、[[《幻獣 モンキ》]]を[[トラッシュ]]に置くことで[[場]]に出せる[[レゾナ]]。~ [[出現時能力]]に[[エナゾーン]]に[[カード]]を3枚置くこため、[[カード]]の損失は±0となる。 [[アタックフェイズ]]の間は[[バニッシュ]]されないため[[場]]持ちがよく、自分の[[起動能力]]で[[エナ]]1つを支払えば自前で[[ランサー]]を獲得できる。~ [[ルリグデッキ]]の空きはある[[デッキ]]だが3種の[[シグニ]]を上手く揃えることは難しいため、無理に狙うよりは狙えるときに狙う程度の認識でも構わない。 ***[[スペル]]について [#spell] -[[《豊潤》]]~ 条件を満たせば2:3交換で[[エナゾーン]]に[[カード]]を増やせる。~ -[[《増援》]]、[[《萌芽》]]~ 基本的な[[エナゾーン]]の増加を行う。~ //-[[《修復》]]~ //[[ライフクロス]]を増やせる数少ない[[スペル]]。~ //この[[デッキ]]の速攻のコンセプトには合わないが、[[ライフバースト]]も強力なため採用が考えられる。~ -[[《怒号》]]~ [[空獣]]または[[地獣]]の[[シグニ]]に1体に[[パワー]]+2000と、[[場]]に[[地獣]]または[[空獣]]が3体いれば[[ランサー]]と[[デッキ]]の一番上の[[カード]]を[[エナゾーン]]に置く[[能力]]を付与する。~ 序盤から[[ランサー]]の[[発動]]が狙えて強力だが、[[《羅石 コランダム》]]との共存ができないため、二者択一が迫られる。~ -[[《着植》]]~ [[空獣]]または[[地獣]]の[[シグニ]]全てに[[ランサー]]を与える。~ [[《怒号》]]と比べると[[コスト]]はそれなりに重いが、全体に[[ランサー]]を与えることができる。~ **[[デッキ]]の種類 [#decktype] ***[[パワー]]増加型 [#decktype1] [[パワー]]を上げる[[シグニ]]を多く採用し、[[《幻獣 ヒャッコ》]]や[[《幻獣 コゲンブ》]]の[[能力]]の[[発動]]を狙っていく。~ [[構築済みデッキ]]の[[グリーンワナ]]のコンセプトであり、安価に作成できる。~ これに加えて[[《幻獣 コマリス》]]、[[《羅石 コランダム》]]を投入することでさらに強化できる。~ ***非[[パワー]]増加型 [#decktype2] [[レベル]]1、[[レベル]]2の[[パワー]]増加関係の[[シグニ]]をほとんど採用せず、単体で機能する[[カード]]を多く採用することで[[手札]]事故を防ぐ型。~ [[バニラ]][[シグニ]]や[[《幻獣 ミケ》]]などの条件付き高[[パワー]][[シグニ]]を増やし戦線を強化したり、単体で[[手札]]や[[エナゾーン]]等、[[カード]]を増やしてアドバンテージを稼げる[[シグニ]]を採用し、安定した[[エナ]][[コスト]]の確保を行う。~ ***混色型 [#decktype3] 他の[[色]]を混ぜ、他色の強力な[[アーツ]]を採用する型。~ [[白]]と[[青]]を混ぜて[[《ゼノ・マルチプル》]]を、[[青]]を混ぜて[[《ドント・ムーブ》]]を、[[黒]]を混ぜて[[《アンシエント・サプライズ》]]を、[[赤]]を[[《炎志貫徹》]]を採用する型などがある。~ //**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint] **代表的なカード [#typicalcard] -[[《三式豊潤娘 緑姫》]] -[[《幻獣 ミスザク》]] **『selector』シリーズにおいて [#selector] 主人公るう子の祖母小湊ハツが作中において使用。~ 試合描写は無かったもののちより相手に6連勝した。~ 作中において不遇である緑が勝利した珍しい例である。~ しかし使用者である小湊ハツは作中においてセレクターでは無いが無敗記録を持ち 『[[selector radio WIXOSS]]』ですらラストボスなのでは疑惑・実は作中の公式大会でも強豪プレイヤーでは疑惑等ネタにされる程の強豪プレイヤーである。 **関連リンク [#link] -[[緑子]] -[[デッキ集]]