デッキ・カードプールの変遷 †ブースターパック発売ごとに区切って流行したデッキ・カードプールの変遷を記述する。 サーブドセレクター(2014年4月26日〜2014年6月25日) †【太陽の巫女 タマヨリヒメ】 † 白の安定したサーチ能力に加えて、強力なバウンス能力を持つ《太陽の巫女 タマヨリヒメ》により、環境の中でも頭一つ抜けていた。 【幻獣神 オサキ】 † 《幻獣神 オサキ》と《修復》を使い、エナゾーンとライフクロスの枚数増加を行う。
【ゼノ・マルチプル+緑】 † カードゲーマー vol.16(5月31日発売)付録のプロモカードである《ゼノ・マルチプル》を入れた多色デッキ。 ステアードセレクター(2014年6月26日〜8月27日) †【先駆の大天使 アークゲイン】 † 前期の【太陽の巫女 タマヨリヒメ】に《先駆の大天使 アークゲイン》を加えたもの。 スプレッドセレクター(2014年8月28日〜10月22日) † 《幻獣 ベイア》と《四型緑姫》の登場により【セイリュベイア】が《先駆の大天使 アークゲイン》軸の【タマ】に強いデッキとして台頭した。
インフェクテッドセレクター(2014年10月23日〜12月19日) † 新たなルリグタイプとしてアン、ミルルンが登場した。これらのルリグはそれぞれ美巧、原子のシグニが専用シグニとして用意されていたが、インフェクテッドセレクターで登場した新規クラス(美巧、原子、龍獣)のシグニはいずれも4種のみしか収録されなかったため、デッキを組みやすいとは言えなかった。 ビギニングセレクター(2014年12月20日〜2015年2月27日) † ビギニングセレクター以前にはレベル5のルリグは《アルテマ/メイデン イオナ》しか存在しなかったが、ビギニングセレクターではほとんどのデッキでレベル5のルリグを利用できるようになった。それに伴って、ルリグデッキ内のルリグが1枚増えることでアーツが1枚減る点や、レベル5のルリグやシグニのカードパワーが高いことで、環境は高速化した。 2015年2月11日には「史上最大のチョコレート争奪戦」関西大会が、2月28日には関東大会が行われた。 フォーチュンセレクター(2015年2月27日〜2015年5月22日) † 《羅石 カクセン》など、中央に配置することで能力を得るシグニが登場した。これにより中央と端を考慮してシグニを配置する意味が生まれた。 前環境に引き続き《創世の巫女 マユ》を主軸とした【タマ】や【イオナ】の他、【緑子】が猛威を振るっていたが、《三首の連打 ケルベルン》を得て速度が上がった《紅蓮の閻魔 ウリス》を主軸とした【ウリス】も台頭した。 2015年3月21日には「史上最大のチョコレート争奪戦」中部大会が、3月28日には九州大会が行われた。 4月25日にはホワイトプレイとレッドホープが発売された。 また、同日から繭の部屋として《先駆の大天使 アークゲイン》、《忘得ぬ幻想 ヴァルキリー》、《修復》に対する制限が適用された。 ネクストセレクター(2015年5月22日〜2015年7月15日) † ブースターパックでもレゾナやクロスシグニが収録され、クロスシグニに関連したカードが多数登場した。既存の《紅蓮の巫女 タマヨリヒメ》型や《紅蓮の閻魔 ウリス》型のデッキにクロスシグニを投入したタイプも多く見られた。 6月20日には新たなルリグタイプのミュウを収録した構築済みデッキブラックニードが発売された。 限定販売されたセレクターズパック Vol.エルドラ&遊月では、【ユヅキ】のフィニッシュカード《四面楚火》や、【エルドラ】の新たな戦法を生み出した《DYNAMITE》が登場した。 場とエナのコントロールに優れた《羅原 Uuo》と、安定性と対応力を上げる《MAGIC HAND》の登場で【ミルルン】が躍進した。 インキュベイトセレクター(2015年7月16日〜2015年9月16日) † ブラックニードで登場したミュウが強化され、高い制圧力を持つ《黒幻蟲 アラクネ・パイダ》が登場した。 劇場版前売券の特典として《アーク・ディストラクト》が登場し、タマ以外のルリグでも《アーク・オーラ》のような連続アタックが可能になった。 リアクテッドセレクター(2015年9月17日〜2015年11月18日) † 新たな繭の部屋が適用され、低コストで対戦相手の大半の防御手段を封じていた《ノー・ゲイン》が初の使用禁止カードに指定された。 過去のカードを参照するシグニやレゾナが多数登場した。【ピルルク】は《コードハート V・A・C》関連のカードによってスペルを主軸にした構築も可能になった。 カードゲーマーVol.24(9月30日発売)付録の《コードアンチ メイジ》は【アタックフェイズ】に場に出すことができる初のシグニで、ルリグデッキを圧迫しない防御手段として注目された。 チェインドセレクター(2015年11月19日〜2016年1月20日) † 新たなルリグタイプとしてアイヤイ、その専用のクラスとして遊具が登場。エナゾーンを駆使したシグニの連続アタックは注目を集めたが、登場当時はその脆さやプレイングの難易度目立ち、環境には入り込めていなかった。 環境トップと目された【ミルルン】のスペルを牽制する《ブラック・コフィン》、《創世の巫女 マユ》のエクストラターンをストップさせる《ペナルティ・チャンス》などのメタカードが多く登場。多数の対抗デッキが台頭した。 チャームと連動して何度も使いまわせる蘇生スペル《バイオレンス・ジェラシー》と手軽にチャームを生み出せる《破戒の韋駄 スカンダ》により、【ウリス】デッキの安定性が向上。前述のメタカードを効果的に使えることもあって使用者が増えていった。 《集結する守護》は低コストでサーバントに強力な攻撃力を与える強力なスペルでであり、ルリグの特性にあまり依存しないサーバントデッキというデッキタイプを生み出した。 ウィクロスとしては初の世界大会・ウィクロスカップ2015が開催。 《ブルーコードハート V・@・C》を用いたループコンボが発見され、健全なゲーム進行を阻害するとして、《ブルーコードハート V・@・C》と《レゾナンス》あるいは《レゾナンス・マーチ》との同時使用制限が2015年11月20日に発表され、その翌日の2015年11月21日から適用されるという異例の事態となった。 また、2015年12月22日には新たな繭の部屋の制限・禁止カードが発表、次弾環境にあたる2016年1月21日からの適用がアナウンスされた。 《大器晩成》が使用禁止。 ディストラクテッドセレクター(2016年1月21日〜3月16日) † タマ、花代、ピルルク、緑子、ウリスといったアニメ初期組のレベル4ルリグが強化。 《純白の巫女 ユキ》を中心に、白のイオナが登場。デッキバウンスと配置換え、サーチを主軸とする迷宮軸の【イオナ】が新たなデッキタイプとして登場した。 《フォーカラー・マイアズマ》、《ブルー・パニッシュ》といった複数のモードを選択して発動できるアーツが登場。特に《フォーカラー・マイアズマ》は攻防に優れた汎用アーツとして、多くのデッキに採用された。 映画公開記念デッキとしてBLACK DESIRE -movie ver.-、WHITE HOPE -movie ver.-が2016年2月13日に発売。タマとウリスが強化され、《モダン・バウンダリー》や《グレイブ・ガット》など、高額であるにもかかわらず必須といわれていたデッキパーツが入手しやすくなった。 同日、映画selector destructed WIXOSSが公開。入場者特典カードとして《燐廻転生》、《紆余曲折》、《ディストラクト・スルー》が登場。 関連リンク † |