第3話より登場。大学生の鳴海勝が引き当てたルリグ。平時はアイドル風のロリっ娘を演じているが、本性はヤンキー紛いの乱暴な性格。
どうにも前作のアキラッキーこと蒼井晶を彷彿とさせ、ウィクロスマガジンでも「あきらぶりーの部屋」終了後に後継コーナーを任されたりもしている。とは言え、何だかんだで勝を乱暴に励ます姿はどことなく青繋がりのエルドラに近いところもあるように見え、エルドラとは実際にWデッキで共演を果たすことになった。
名前の由来は、コインを失い人格が消失したセレクターである勝の妹・あや(声:諏訪彩花)から。
負けが込んできた「あや」は幾度となく勝へ助けを求めるが、大学が忙しかった勝はまともに取り合わなかった。そのことがトラウマになっている勝は自らのルリグに妹の名前を付けた訳だが、当のあーやは「シスコン野郎」「結局自分のため」と蔑んでいる。
勝も勝で、ひたすらあーやを愛でる自分の行動は、所詮は現実逃避に過ぎないことを理解している節がある。
それなりの期間を戦い抜いてきたようだが、妹を彷彿とさせる年下の女性を見るとフラッシュバックが起こり、錯乱してしまう勝の弱点が災いし、作中登場後は連敗を続ける。
第8話にて里見紅・カーニバル組に敗北し、遂に勝の肉体を乗っ取ってしまうが勝を一切気に留めることなく、男の体を乗っ取ったことにブーを垂れる姿は、視聴者たちの心を薄ら寒くした。
その後は他に行き場が無いためか、不平を垂れながらも紅の命令に従い、墨田壮(グズ子)と連れ立って森川千夏の監視業務に当たっていた。OVA『missing link』では、紅が穂村すず子に敗れて姿を消して以降は墨田(グズ子)と共に消息不明であることが御影はんなの口から語られている。
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