【黒幕の舞姫 アルフォウ】 - WIXOSS TCG Wiki

【黒幕(クロマク)の舞姫(マイヒメ) アルフォウ】 †

デッキの概要 †

　黒の美巧のシグニとそれを扱うアルフォウを主軸とするキーセレクション対応のデッキ。
　対戦相手のデッキの上からカードをトラッシュに置いてリフレッシュを狙ったり、対戦相手のトラッシュのシグニを傀儡状態で場に出してそれを利用するといったことが行えるのが特徴となる。

• 対戦相手のカードを場に出して恒常的に扱うという性質上、カードの返却忘れによる混入等のトラブルには細心の注意を払う必要があり、公式Twitterでも注意喚起がなされている。
  アーツやスペルといった使い切りのカードを扱う《マインド・マインズ》や《ストール・ストーリー》等にも一部該当する事柄であるが、他人にカードを触れられることを好ましく思わないプレイヤーもいるため、対戦相手と要相談の上で、傀儡状態にしたカードのすべての操作を対戦相手にやってもらったり、事前に用意したトークンカード等を代用カードとして使い、それが場にある間は実物のカードの方は対戦相手に適当な場所に置いてもらう等のトラブルを防ぐ対応の仕方もいくつか心得えおくのが望ましい。
  また、2020年から流行した新型コロナウイルスに伴い普及したリモート対戦には不向きなデッキの１つでもある。
  

デッキ構築に際して †

ルリグについて †

• 《黒幕の舞姫 アルフォウ》
  傀儡状態のシグニ１体が場に出た時に３つのモードから１つを選ぶレベル４のルリグ。
  選んだモードによってパワー−7000を行ったり、手札やトラッシュのカードの枚数を増やすことができる。
  コイン技「ジェラシー」は限定条件を持つシグニも傀儡状態で場に出せるようにこのカードを場に出した直後に使用しておくのが基本だが、対戦相手のデッキによっては手札が厳しい場合等に備えて温存しておく選択肢もある。
  

アーツについて †

• 《ストーリー・テラー》
  コスト合計２で３つのモードから１つを選ぶアーツ。
  それぞれのモードは発動条件が付属しているので癖がある。 ライフクロス０枚が条件の②は《彷徨変異の凶悪 セユラギ》と《黒幕の舞姫 アルフォウ》の自動能力の①のモードと合わせて後がない状況からの防御手段、手札０枚が条件の③は緊急時の手札補充手段になる。
  トラッシュ３０枚以上が条件の①は使用コストを考慮しても使用する前の時点でトラッシュの枚数が２８枚以上必要なので難易度が高いが、対戦相手のすべてのシグニをトラッシュに置ける。
  

• 《オクロック・ベル》
  対戦相手のトラッシュからシグニ１枚、ベットしていた場合は２枚を傀儡状態で場に出すアーツ。
  《黒幕の舞姫 アルフォウ》の①のモードと組み合わせればシグニ３体分のアタックを防げる。
  

• 《グレイブ・アウェイク》
  トラッシュからシグニ１枚を場に出すアーツ。
  《ストーリー・テラー》の②のモードと同様に主に《彷徨変異の凶悪 セユラギ》と組み合わせて使用したい防御手段。
  こちらは使用コストを支払えれば特に発動条件等は要求されないのが特徴である。
  

• 《セレクト・ハッピー５》
  腐る場面の少ない汎用アーツ。
  

キーについて †

• 《愛憎の果てに ハイティ・鍵》
  対戦相手のアタックフェイズの間、ライフクロス１枚がクラッシュされた時に手札補充やダウン状態のシグニのバニッシュ、ライフクロスが１枚以下の場合はライフクロスのクラッシュが行えるキー。
  起動能力はライフクロスが２枚以下の場合にルリグトラッシュに置くことで対戦相手のシグニ１体をトラッシュに置きつつリソース削りが行える。
  

• 《黒鍵の巫女 タマヨリヒメ》
  すべての領域にあるシグニの色を黒にした上で黒のカードで好きな色のエナを支払えるようになるキー。
  傀儡状態で場に出したシグニの能力で要求されるエナコストの支払いを補助できる。
  

シグニについて †

• 《彷徨変異の凶悪 セユラギ》、《舞踏の童話 リンツ》
  対戦相手のトラッシュからシグニ１枚を傀儡状態で場に出す出現時能力を持つシグニ。
  コスト等は要求されないため、１枚を場に出すだけで場にシグニを２体配置できる。
  《舞踏の童話 リンツ》は対象に対戦相手のターンに利用することはできず対象もレベル３以下のシグニに限定されている一方、《彷徨変異の凶悪 セユラギ》はそういう制限はないので《ストーリー・テラー》の②のモードで場に出す有力候補となる。
  

• 《星銀の童話 ブロト》、《蛙王の童話 ハインリヒ》
  対戦相手のトラッシュからシグニ１枚を傀儡状態で場に出す起動能力を持つシグニ。
  コストで自身をトラッシュに置いてしまうので場のシグニの数は増えないものの、レベルが低いので序盤から利用しやすい。
  それぞれ出現時能力で対戦相手のデッキを削れるので最悪対戦相手のトラッシュに対象にできるシグニがいなくても完全には腐りにくい。
  

• 《千匹の童話 センショク》
  バトルによって対戦相手のシグニをバニッシュした時に対戦相手のトラッシュからシグニ１枚を傀儡状態で場に出して追撃が行えるレベル４のシグニ。
  傀儡状態のシグニを出すシグニゾーンはアタックした時の能力でトラッシュから美巧のシグニ１枚を手札に加えながら確保できる。
  

• 《彷徨変異の大悪 スユラギ》、《塔上の童話 ラプンツ》
  場に傀儡状態のシグニがいる場合、対戦相手のシグニ１体のパワーを減らす出現時能力を持つシグニ。
  対戦相手のシグニをルール処理でバニッシュしてダメージに繋げる手段。
  《彷徨変異の大悪 スユラギ》は傀儡状態のシグニがいない場合でもパワーを−3000することはでき、アタックした時にはデッキ削りも行える。
  

• 《舞踏の童話 キュルビウス》
  他のシグニ１体を場からトラッシュに置くことで、対戦相手のシグニ１体のパワーを減らす出現時能力を持つレベル３のシグニ。
  傀儡状態のシグニを出すためのシグニゾーンを圧迫するシグニを処理とルール処理によるバニッシュを同時に狙う手段。
  

• 《舞踏の童話 シンデレラ》
  傀儡状態のシグニ１体を場からトラッシュに置くことで、対戦相手のシグニ１体をトラッシュに置くレベル４のシグニ。
  シグニゾーンを圧迫する傀儡状態のシグニの処理と効果によるバニッシュを同時に狙う手段。
  

• 《白雪の童話 ユキジロヒメ》
  デッキからトラッシュに置かれた時に黒エナ１つを支払うことで、対戦相手のシグニ１体のパワーを減らすレベル４のシグニ。
  デッキ削りを行う場合に同時にルール処理によるバニッシュを狙えるようにする手段。
  出現時能力ではデッキの枚数は変化しないもののトラッシュの黒のシグニ５枚をデッキに戻して再利用できる。
  

• 《楽隊の童話 キャットレ》、《楽隊の童話 ドッグメ》
  デッキの上からカードをトラッシュに置き、置いたカードの内容次第で対戦相手のシグニのパワーを減らすシグニ。
  序盤にトラッシュの枚数を稼ぎつつルール処理のバニッシュからダメージを狙う手段。
  

• 《舞踏の小悪 サユラギ》
  アタックした時に対戦相手のシグニ１体をトラッシュに置くレベル１の悪魔のシグニ。
  単体でダメージを稼げるが、アタックできるのはトラッシュが１８枚以上ある場合に限られるのでそれが狙えるのは中盤以降となる。
  代わりに序盤はダウンしてトラッシュ枚数を稼ぎ、パワー3000の壁シグニとして活躍させられる。
  

• 《弩書 ザ・ロウ》、《極装 トリアイナ》
  場のシグニ２体の上に置くライズ条件を持つレベル４のシグニ。
  《彷徨変異の凶悪 セユラギ》や《舞踏の童話 リンツ》の出現時能力で場に出した傀儡状態のシグニを利用することでライズ条件によるカード消費を実質１枚に抑えながら場に出せる。
  

スペルについて †

• 《パペット・ショー》
  対戦相手のトラッシュからシグニ１枚を傀儡状態で場に出すスペル。
  既に傀儡状態のシグニが場にいる場合はエナチャージでリソース稼ぎも行える。
  

戦術 †

　対戦相手のトラッシュのシグニを傀儡状態にして利用するという性質から、展開が対戦相手のデッキに左右されやすく、場に出したとしても色やクラス、その他の要素の都合で能力を発揮できないということも起こりえる。

　特にレベル４の《黒幕の舞姫 アルフォウ》をグロウして「ジェラシー」を使用するまではレベル４のシグニと限定条件を持つシグニを傀儡状態にできないため、序盤は傀儡状態で場に出せるのはその時点でのセンタールリグのレベル以下のレベルの限定条件を持たないシグニに限定される。
　場合によってはガードでトラッシュに置かれた精元のシグニくらいしか場に出せないこともあり得るので注意しておきたい。

関連リンク †

• 黒
• アルフォウ
• 美巧

• キーセレクション
• デッキ集