【レベル0】 †
ルリグのグロウによるレベルアップとシグニの場での運用を放棄し、アーツとスペルの使用、シグニやスペルのライフバーストの発動を駆使して戦うことを目的としたデッキ。
キーセレクション、オールスターのどちらの構築でもすべてのルリグタイプで構築可能な(特にキーセレクションでは大半のルリグタイプがこれしか組めない)デッキである。そのため、本項では限定条件付のアーツやスペルはライフバースト目的以外のものに関する言及は基本的には割愛するが、ルリグタイプによってはそれらの利用も視野に入れられる。
このデッキは元々、ライフバーストを活用した戦い方が特徴の【エルドラ】でアーツを最大枚数となる9枚まで採用するための手段として考案された経緯がある。
その後、2015年12月に『selector infected WIXOSS -Re/verse-』のコミックス第2巻付録として《宿業の花嫁 アルフォウ》と《簒奪の花嫁 アルフォウ》が追加されるまでの間、《comics WIXOSS》のレベル0のみ・グロウ不可と言う条件でデッキを組まざるを得なかったアルフォウのファンデッキを組む手段として注目された。レベル0アルフォウは、ライフクロスをクラッシュするライフバーストと《デス・ブーケトス》を駆使して戦うのが基本的な戦術であった。
オールスター構築の場合はハイティ、ララ・ルー、ソウイ、フタセ、ゆきめ、?の6種において同様の趣旨で構築できる唯一のデッキとなっている。
※2018年2月22日施行のルール改訂後はルリグデッキに同一カードを複数枚入れることが禁止されているが、以下の解説は改訂前のルールに基づいた箇所を含むことに注意。
特にキーセレクション構築の場合は解説で挙げたシグニ、アーツ、スペルがごく少数しか解禁(鍵マーク付き再録)されていないためほとんど役立たない。
コイン2枚を獲得するゆきめ以外はレベル0のバニラであり、好みや色(無色含む)、ルリグタイプ、コイン獲得の有無で使い分けることになる。
後述の《アーク・ディストラクト》などを入れる場合は異なるカード名のレベル0ルリグ(ブランクカードを使用した自作でも可)が存在することが条件となる。
個々のルリグタイプ別のポイントや特徴、デッキに採用できるアーツやスペルの違いは以下の通りである。
シグニを1体も場に出せないので、とにかく火力が足りない。
《西部の銃声》や《燐廻転生》などの登場から、初期ほどの火力不足からは脱却できたものの、確実決まる保証もないので改善には至っていない。
センタールリグによるアタックがダメージの大半を占めているため、それを打ち消せる・上回る速度でライフクロスを増やせるデッキとの相性は最悪。
《羅植姫 スノロップ》を立てられたらほぼ詰みである。
加えて、ほぼ全てのアタックがライフクロスに直撃するのでダブルクラッシュやトリプルクラッシュが致命傷となり、最短でゲーム開始から3巡目を迎える事なく敗北する可能性もある。
色がかなりバラけているため、エナゾーンに無色などのカードが混じり、主要カードの使用の邪魔となる、といった事態が多々発生する。
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