《弩書 ザ・ロウ》 - WIXOSS TCG Wiki

《弩書(ドショ) ザ・ロウ》 †

　アンリアリスティックで登場したレベル４・黒・精武：ウェポンのシグニ。

　ライズ条件が任意のシグニ２体と量を要求するものの質を全く重要視せずに出せる。
　この特性上《コードアンチ アステカ》のようなシグニゾーン埋めが得意なシグニとの相性は抜群で、出現時能力を使い終わってリムーブされることを待つばかりの存在に新たな役割を与えることができる。

　使用タイミング【アタックフェイズ】の起動能力は自身の下からカードを１枚トラッシュに置くことで対戦相手のシグニ１体のパワーを−4000するというもの。
　ライズ条件の都合上コストは確実に２回分存在し、この能力にターン１回は存在しないため、レベル３のシグニのルール処理によるバニッシュはほぼ確定する。
　その上、自身がライズシグニであるが故に通常のレベル４のシグニより高いパワーを有しているため、このカード１枚で２面が沈黙するということが発生する。

　当然そのような事態が発生すると非常に都合が悪いのは対戦相手も承知の上なのでほぼ確実にこのシグニが除去の標的として狙われるだろうが、いかんせんパワーが高く並のパワー減少や赤のバニッシュを余裕で耐え切るため、除去には無制限バニッシュやトラッシュ送り等パワーが関係ない妨害で対処してくることになる。
　つまり対戦相手の奥の手を引きずり出した上でエースに使われる事なく自身が処理される事までが一連の仕事となる。
　ただしあなたのターンでコスト切れを起こすとただの高パワーのシグニでしかなくなるのでその辺りはプレイングで補うようにしたい。

　ターン１回の起動能力は無色エナ１つを支払うことでトラッシュからシグニ１枚を回収する。
　回収対象はおろかコストにすら何も制限が無いという規格外の存在である。

　全てのテキストが汎用性で固められており、黒どころかあらゆるデッキのスーパーサブとして活躍できるポテンシャルを持つ。

• 「法の書(The Book of the Law)」は、1904年にアレイスター・クロウリーが著した聖典の通称。正式な表題は『Liber AL vel Legis』。
  筆者が天から受信したメッセージを筆記したものとされており、きわめて難解な内容で、筋道立って語られたものではない。
  • フレーバーテキストの元ネタは、その中に登場する有名な文言「汝の意志することを行え、それが法の全てとなろう」。
    セレマと呼ばれる哲学の基となる考えである。

収録パック等 †

• アンリアリスティック WXK08-031 スーパーレア
  • Illust:mado*pen
    Flavor Text:お前がやりたいことをやれ。それが法だ。〜ザ・ロウ〜
• WIXOSS CEREMONY 景品 PR-K080
  • Illust:mado*pen
    Flavor text:お前の意思、しかと見届けたぞ。〜ザ・ロウ〜

FAQ †

Ｑ：ライズとは何ですか？
Ａ：【ライズ】アイコンを持つシグニは、場に出す際にライズ条件を満たして場に出す必要があります。ライズ条件は「コスト」ではなく、常時能力や出現時能力といった「効果」でもありません。このシグニが場を離れた場合、下にあるカードはすべてトラッシュに置かれます。

Ｑ：自分のシグニと同じシグニゾーンにある【チャーム】や【トラップ】、【シード】などは、下にあるカードとしてコストの支払いにできますか？
Ａ：いいえ、できません。【チャーム】や【トラップ】、【シード】はゲーム上の置き方によってはシグニの下にあるかもしれませんが、ルール上はシグニの下にあるカードとは区別されます。

Ｑ：起動能力では、コストの《無》として支払ったカードを手札に加えることができますか？
Ａ：はい、できます。コストを支払った後にトラッシュにあるカードを選びますので、それがシグニであれば対象として手札に加えられます。