《魅惑の冥者 ハナレ》 - WIXOSS TCG Wiki

《魅惑(ミワク)の冥者(メイジャ) ハナレ》 †

　ブラックウリスで登場した黒のキー。

　センタールリグがウリスの場合、出現時能力の性能が上がるキー。
　コストはコイン１枚なので、《奇虐の閻魔 ウリス》を採用していればレベル１のセンタールリグを場に出したターンから場に出すことができる、ゲーム序盤向けのキーである。

　出現時能力はトラッシュを肥やすと共にセンタールリグがウリスの場合、《奇虐の閻魔 ウリス》の出現時能力のコストで減った手札の枚数を補充することができる。
　《幻竜 ベビドラ》の能力の条件をセンタールリグがレベル１の段階から達成できる点がうれしい。

　起動能力では手札を１枚捨てることで、指定したシグニゾーンにいるシグニのパワーを、こちらの次のターンまでそのシグニのレベル１につき−2000し、序盤における対戦相手のシグニの展開を阻害することができる。

　レベル１ならパワー2000以下、レベル２ならパワー4000以下のシグニの場合、場に出た段階でパワー０となり、ルール処理によってバニッシュされることになる。
　そのため、レベル２以下に低パワーのシグニしか採用していないデッキにとっては極めて厄介なカードとなる。
　一方、パワー8000以上のシグニが並ぶセンタールリグがレベル３以上の段階ではこの能力によってシグニを除去することは難しくなるため、《セレクト・ハッピー５》のアンコールコストにするなどしてゲーム後半向けのキーに繋いだ方が良い場合もある。

• キーセレクション環境ではあまりにこのカードが猛威を奮った為、対策として基礎パワーの高いレベル１とレベル２のバニラシグニ及びそれらをサーチする《一途の巫女 ユキ》の需要が高まった。
  

• イラストは通常版、コングラチュレーション版ともに、ハナレとウリスの二人の関係を描いたものになっている。
  背中合わせの二人が赤い糸で結ばれた通常版も、ハナレの笑顔とウリスの照れ顔が見れるコングラチュレーション版も、この二人が好きなセレクターにとっては垂涎の一枚である。

収録パック等 †

• ブラックウリス WDK10-009
  • Illust:しおぼい
    Flavor Text:私の大好き、届け！〜ハナレ〜
• オルタナティブ WDK10-009P パラレル
  • Illust:しおぼい
    Flavor Text:私の大好き、届け！〜ハナレ〜
• コングラッチュレーションパック 2019年11月度Ver. SPK16-8D
  • Illust:斎創
    Flavor Text:秘密の特訓しよっ！〜ハナレ〜　こ、今回だけよ…。〜ウリス〜

FAQ †

Ｑ：出現時能力を発動させないことはできますか？
Ａ：いいえ、できません。出現時能力を発動させないことを選べるのはコストを伴う出現時能力のみです。《魅惑の冥者 ハナレ》の出現時能力でデッキからトラッシュに置くのはコストではなく効果ですので、必ず発動させる必要があります。

Ｑ：出現時能力で手札に加えるカードはデッキからトラッシュに置かれた３枚から選ばなければいけませんか？
Ａ：いいえ。デッキの上から３枚をトラッシュに置き、その時点でトラッシュにあるすべてのカードの中から黒のシグニを手札に加えられます。

Ｑ：起動能力を使用し、シグニがないシグニゾーンを指定しました。その後、対戦相手がそのシグニゾーンにシグニを配置しました。そのシグニはパワーをマイナスされますか？
Ａ：はい、マイナス修正を受けます。起動能力はシグニゾーンを選び、そのシグニゾーンに効果を及ぼしますので、そのシグニゾーンに後からシグニが出た場合でも、レベル１につき−2000されます。

Ｑ：起動能力でシグニのないシグニゾーンが指定された後、《魅惑の冥者 ハナレ》が場を離れました。その後、指定されたシグニゾーンにシグニが出た場合、そのシグニはパワーをマイナスされますか？
Ａ：はい、修正を受けます。発動した起動能力は《魅惑の冥者 ハナレ》に能力を得させるわけではないので、《魅惑の冥者 ハナレ》が場を離れていても発動した次のターンまでは効果を及ぼします。