《紅蓮の巫女 タマヨリヒメ》 - WIXOSS TCG Wiki

《紅蓮(ぐれん)の巫女(みこ) タマヨリヒメ》 †

　インフェクテッドセレクターで登場したレベル４・白・タマのルリグ。

　ルリグトラッシュの白のアーツ１枚をルリグデッキに加える出現時能力、手札のアームとウェポンのシグニを計２枚捨て、対戦相手のシグニ１枚を手札に戻す起動能力、エクシード２でデッキからシグニ１枚を場に出す起動能力を持つ。

　コストにエクシードを利用する能力は非常に強力で、アドバンテージを一切消費せず、デッキからシグニ１枚を一切の制限もなく場に出せる。
　デッキから場に出すシグニには色やレベルの制限がなく、エクシード以外のコストを要求しないため、他のカードとコストの競合を起こす心配もない上に、１ターンに１度という使用制限こそあるが、起動能力のため複数回の使用が可能。
　特殊な構築でない限り、１回のゲーム中に２回しか使用できないが、手札に加えるか場に出すかの違いがあるとはいえ、同等の探す範囲の能力を持つ《金木犀の巫女 タマヨリヒメ》が、使い切りの出現時能力であることを考えると、破格の能力といえる。

　出現時能力は白のアーツ限定の《スピリット・サルベージ》ともいうべき能力。
　《スピリット・サルベージ》と違い、アタックフェイズやメインフェイズでの使用は不可能だが、アーツ枠を圧迫しないため、実質アーツを１枚多く採用しているのと等しいといえる。
　レベル４のルリグでありながら、アーツを最大６枚使用できるというのはこのカードならではのメリットであり、非常に優秀な能力である。
　コストとして白エナ１を必要とする点、そして、出現時能力のため、このカードをグロウする前にアーツを使用しておく必要がある点には注意が必要。
　使用するアーツにもよるが、 アーツでのコスト消費によってグロウコストが足りない、あるいはグロウはできるが出現時能力が使えないといった状況も十分考えられる。
　この能力があるからといって考えなしに序盤からアーツを使用するのではなく、対戦相手のプレイスタイルやデッキを見極め、慎重にアーツを使用するかしないかを決定したい。

　バウンス能力は、アームまたはウェポンのシグニを合計２枚捨てる必要があり、やや使用するが難しい。
　それでも前述のエクシード能力によって手札の消費を抑えられることや、《忘得ぬ幻想 ヴァルキリー》等で指定されたクラスのシグニをサーチすることである程度カバーでき、またエナを消費しないため他のエナを消費するカードに気兼ねすることなく使用することが可能である。

• 長らく【タマ】のメインルリグとしての地位を確固たるものにしてきたが、ディストラクテッドセレクターで《永遠の巫女 タマヨリヒメ》が、WHITE HOPE -movie ver.-では《泡沫の巫女 タマ》が登場してやや肩身が狭くなっている。能力の方向性はそれぞれ違うため自分のデッキに合わせた採用が求められる。

• 《紅蓮の閻魔 ウリス》と並ぶ、初のコストでエクシードを扱うカード。
• スクウェア・エニックスのアーケードTCG『LORD of VERMILION III』とのコラボレーション。ゲームにもこの姿で登場し、コストを支払って発動するアーツ「《ホワイト・ホープ》」によって戦場にいない仲間を呼び寄せる事ができる。
  『LoV III』のSPカード(WIXOSSのプロモカードに相当)のプロフィール欄には、アニメ本編の視聴者でなければ分かりにくい情報も含まれている。

関連カード †

• 《紅蓮の閻魔 ウリス》
• 《紅蓮の使者 ミリア》

• 《炎・タマヨリヒメ・伍》

収録パック等 †

• インフェクテッドセレクター WX04-001 ルリグレア
  • Illust:タイキ
    Flavor Text:新しい力、それは…。