《金山の西蔵 サンゾウ》 †
カード名 | 金山の西蔵 サンゾウ | [キンザンノサイゾウサンゾウ] |
色 | 赤 | カードタイプ | シグニ | クラス | 精像:武勇 |
レベル | 3 | パワー | 8000 | 限定条件 | リル限定 |
【自】:このシグニがライズされたとき、ターン終了時まで、そのシグニのパワーを+3000する。 【出】[赤]:あなたのデッキから[ライズ]を持つシグニ1枚を探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。 |
レッドオーネストで登場したレベル3・赤・精像:武勇・リル限定のシグニ。
出現時能力でサーチしたライズを持つシグニを自身の上に配置しパワーを+3000するという噛み合った能力構成となっている。
これの上に《仙石の西猿 ゴクウ》や《矜持の豪魔 オダノブ》を置いてパワー15000をバニッシュするというコンボに繋がる。
勿論それ以外のライズにおいてもこの能力は有用でライズ主体のデッキなら活躍が見込めるカードとなる。
- 三蔵法師こと玄奘(602年〜664年)は、唐代中国の僧。仏教の解釈の乱れを憂慮し、発祥の地に原典を求めるためインドへの旅を計画するが国内の政情不安定を理由に出国の許可が下りなかったため禁を破って一人で西域への旅に出た。決死の旅を経てインドにたどり着いた後、657巻の経典を携えて帰国し『大唐西域記』を著す。実在の人物である玄奘の旅に道教の伝奇的要素が加わって16世紀の明代に成立した『西遊記』の作中では孫悟空や猪八戒、沙悟浄らを弟子入りさせ共に天竺(インド)を目指す高僧として、玉龍と呼ばれる白馬に乗った姿で描かれる。
史実並びに『西遊記』の原典では男性だが、1978年に日本テレビで放送されたドラマ版で女優の夏目雅子が演じ、3作目では牧瀬 里穂、4作目のフジテレビ版でも深津絵里が演じた影響もあり、日本ではその後の二次創作でも女性として描かれることが多く「女体化」の定番の人物である。(ただし、ドラマ版の三蔵法師は女性が演じてこそいるが、あくまで中世的な男性という設定であり、女体化されているわけではない。)
余談であるが世界の神話等において最も早く女体化をしたのは、トールのミョルニル奪還時に正式に女体化したロキである。日本においてはヤマトタケルノミコトが女装したのが女体化関連では最古と言われる。
- フレーバーテキストの「金斗雲」は孫悟空が乗りこなす金色の雲だが、原典では「觔斗雲」と表記されている。しかし「角力」は日本で使用しない(JIS第2水準にも登録されていない)漢字のため、よく「金斗雲」や「筋斗雲」と言う当て字が用いられる。
《篭手 トレット》や《羅星 アルタイル》のようにサーチ対象のシグニが指定されている訳ではないが、フレーバーテキストから見ても主に《仙石の西猿 ゴクウ》をサーチすることが前提になっているのだろう。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:【自】とは何ですか?
A:【自】は自動能力です。今まで常時能力の一部で表現されていた、「〜したとき、〜するたび、〜時」などの条件を満たしたときにトリガーし、発動する能力です。