《バイオレンス・スプラッシュ》 †
カード名 | バイオレンス・スプラッシュ | [バイオレンススプラッシュ] |
色 | 黒 | カードタイプ | スペル |
コスト | 黒(1) | 限定条件 | イオナ限定 |
このターン、パワーが0以下のシグニがバニッシュされる場合、そのシグニはエナゾーンに置かれる代わりにトラッシュに置かれる。このターン、あなたのシグニの効果で対戦相手のシグニのパワーが−(マイナス)される場合、代わりに2倍−(マイナス)される。 |
【ライフバースト】:あなたのトラッシュから黒のシグニ1枚を対象とし、それを手札に加えるか場に出す。 |
インフェクテッドセレクターで登場した黒・イオナ限定のスペル。
シグニの効果によるパワー減少値を2倍に置き換え、パワーが0以下になりバニッシュされたシグニをトラッシュ送りにする毒牙のキーカード。
毒牙のシグニができるパワー減少の影響力は小さいが流石に2倍ともなると無視できない威力となる。
《フィア=リカブト》との相性が抜群に良く、このスペルを使用した上で、《フィア=リカブト》と複数の毒牙のシグニを並べれば、多くのシグニをトラッシュに送り、対戦相手にダメージを与えながら、さらにエナゾーンのカードを増やせるという驚異的な働きを見せる。
まさに《フィア=リカブト》の真の力を開放する切り札である。
また毒牙以外でも《コードアンチ マズフェイス》との組み合わせが強力である。
なお前半部分の効果は全てのシグニのルール処理バニッシュに影響するので、こちらのシグニもパワー0になりバニッシュされるとトラッシュに行ってしまう。
ライフバーストは黒らしく蘇生効果であるが、黒であることのみを参照するため、場を埋めることに長けた古代兵器のシグニを呼び出すことも可能である。
また手札に加えることも選択できるので、効果が腐りにくい。
強力なカードであるが、《バイオレンス・スプラッシュ》自体は場に何の作用も起こさないので、構築に気をつけなければ事故になりかねない要素も大きい点は覚えておきたい。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:《バイオレンス・スプラッシュ》の効果は重複しますか?
A:はい、重複します。シグニの効果で対戦相手のパワーが減る場合、《バイオレンス・スプラッシュ》が2枚使用されていたら、4倍減ります。
Q:《バイオレンス・スプラッシュ》を使用された状態で《悪魔姫 アンナ・ミラージュ》がマイナス修正によってパワーの値が0以下となりバニッシュされました。この場合、《悪魔姫 アンナ・ミラージュ》自動能力はどのように処理されますか?
A:ご質問の場合、《バイオレンス・スプラッシュ》によって《悪魔姫 アンナ・ミラージュ》はトラッシュに置かれますが、これは「バニッシュされたシグニはエナゾーンに置く」というルール上定められた処理を、「バニッシュされたシグニはトラッシュに置く」という処理に置き替えているものとして扱われます。《悪魔姫 アンナ・ミラージュ》がバニッシュされたことに変わりは無いため、《悪魔姫 アンナ・ミラージュ》自動能力は、トラッシュで発動条件を満たし、解決されます。
Q:こちらが《バイオレンス・スプラッシュ》を使用した際に相手がスペルカットインで《十人十色》を使用した場合、《バイオレンス・スプラッシュ》のパワーを倍下げる効果とバニッシュした場合トラッシュに送る効果は機能しますか?
機能する場合、相手の《高尚たる一筆 スイボク》の上段の常時効果によって、パワーを0にされバニッシュされたシグニを場に出す効果は機能しますか?
A:はい、機能します。《十人十色》によって効果を受けなくなるのは「シグニの状態を変化させる効果」「シグニを移動させる効果」の2つです。対して《バイオレンス・スプラッシュ》の効果は、パワー0以下のシグニがバニッシュされる際、通常はエナゾーンに置かれるところを、トラッシュに置くことに置き換える効果であり、この効果は《十人十色》によって防ぐことは出来ません。
《高尚たる一筆 スイボク》の常時能力はバニッシュされたシグニを「エナゾーンから」場に出す能力ですので、《バイオレンス・スプラッシュ》によってトラッシュに置かれたシグニをシグニゾーンに戻すことは出来ません。