《ゼノ・マルチプル》 †
カード名 | ゼノ・マルチプル | [ゼノマルチプル] |
色 | 白 | カードタイプ | アーツ | 限定条件 | - |
コスト | 白(2)・青(2) | 使用タイミング | 【メインフェイズ】【アタックフェイズ】 |
フォーマット | K |
以下の4つから2つまで選ぶ。 ①対戦相手のセンタールリグ1体を対象とする。このターン、プレイヤーはそれでアタックできない。 ②対戦相手のすべてのシグニを凍結する。 ③対戦相手のシグニ1体を対象とし、それを手札に戻す。 ④カードを2枚引く。 |
カードゲーマー Vol.16で登場した白のアーツ。
4つのモードから2つまで選択する。
①は、対戦相手のセンタールリグをアタックできなくするモード。
センタールリグのアタックはガードで防げるためシグニによるライフクロスのクラッシュを防ぐ方が重要度が高いが、【タマ】が有する《アーク・オーラ》や、驚異的な火力を誇る《燐廻転生》による複数回アタックを防げるなど有用な場面は多い。
②は、対戦相手のシグニを全て凍結するモード。
ダウンして凍結ではなく、そのまま凍結するだけなのでアタックを防ぐことは難しい。
《FREEZE THROUGH》など他のカードとのコンボに活用したい。
③は、対戦相手のシグニを1体手札に戻すモード。
対戦相手のシグニのアタックを防ぎつつ、返しのターンにシグニのアタックでライフクロスのクラッシュを狙えるため非常に強力。
最近では「シグニの効果を受けない」や「バニッシュされない」などの耐性持ちシグニが増えており、バウンスというバニッシュを介さない処理は中々に使い勝手がいい。
④は、カードを2枚引くモード。
手札を2枚増やせ、シグニとスペルの確保を行える。
コストやモードの種類など非常に似通ったアーツとしては、《フォーカラー・マイアズマ》が存在している。
あちらは黒のアーツでありながら黒以外のセンタールリグでも非常に使い勝手が良く、ウリスなら、3つものモードを選んで使用できる。
こちらにしか無いルリグアタックの封印やバウンス、凍結などを上手く使い差別化したいところ。
- 『マジック:ザ・ギャザリング』にはこのカードと類似したテキストの《謎めいた命令/Cryptic Command》と言うカードがあり、登場時から《謎めいた命令》を参考に作られたのではないかと指摘されている。
- コングラッチュレーションカードは小学館『週刊少年サンデー』連載で後にTVアニメ化された漫画『だがしかし』とのコラボレーションで、登場人物の「サヤ師」こと遠藤サヤ(声:沼倉愛美)が描かれている。
簡体字中文版では同じく『だがしかし』コラボレーションの《コードアート H・T・R》が中文版オリジナルカードへ差し替えられているが、何故か《ゼノ・マルチプル》は日本版と同じ仕様で登場している。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:使用するモードの選択はどのタイミングで行いますか?
A:そのカードの使用の宣言時に行います。
Q:メインデッキの残り枚数が1枚の状態で「カードを2枚引く」モードを選択しました。
この場合、どのような手順で処理がなされますか?
A:1枚引いた時点で、デッキが無いためそれ以上カードを引くことは出来ません。
効果は終了となり、《ゼノ・マルチプル》をルリグトラッシュに置いたのち、デッキリフレッシュが行われます。
Q:同じモードを2回選択することは出来ますか?
A:出来ません。
複数のモードを選択する場合、別々のモードを選択する必要があります。
Q:「①このターン、プレイヤーは対戦相手のルリグ1体でアタックできない。」を使用することで、《カーニバル ―Q―》のアタックを止めることはできますか?
A:はい。《ゼノ・マルチプル》の「①対戦相手のセンタールリグ1体を対象する。このターン、プレイヤーはそれでアタックできない。」は、「ルリグの状態・テキストを変更する効果」「カードを移動する効果」ではないため「効果を受けない」効果によって防ぐことは出来ません。よって《カーニバル ―Q―》のアタックを止めることができます。