《カーニバル −
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カード名 | カーニバル −MAIS− | [カーニバルマイス] | |||
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色 | 赤 | カードタイプ | ルリグ | ルリグタイプ | カーニバル |
レベル | 5 | リミット | 12 | グロウコスト | 赤(2) |
【常】:対戦相手のエナゾーンにあるカードは【マルチエナ】を失い、新たに得られない。 【自】:各アタックフェイズ開始時、対戦相手のシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それを《サーバント ZERO》にする。 【出】:◎◎◎◎◎を得る。 【起】【アタックフェイズ】◎◎◎:あなたのルリグトラッシュからコストの合計が5以下のアーツ1枚を対象とし、それをコストを支払わずに使用する。 |
アンソルブドセレクターで登場したレベル5・赤・カーニバルのルリグ。
赤のカーニバルのレベル5であり、《カーニバル −Q−》の時点でかなり個性的な性能だったが更に輪をかけて盛り沢山の特殊な能力を持つ。
まず常時能力は対戦相手のエナゾーンのマルチエナを失わせるというもので、これを持つ無色のシグニが無色のコストでしか使用できない紙切れ同然となる他、《虚無の閻魔 ウリス》や《原槍 エナジェ》によって付与されるマルチエナも無くなるため、挙げたカードが場にある状態でこのルリグにグロウした場合、マルチエナに頼った構築の対戦相手ならば大打撃となり最悪アーツの使用すらできなくなる。
マルチエナを「持つ」と「(新たに)得る」はテキスト上区別されるため、先にこのカードが場に出ていた場合はマルチエナ付与を無効化することはできない。
自動能力はアタックフェイズ開始時に特にコストも無しに対戦相手のシグニ1体を《サーバント ZERO》に変える能力。
しかも各ターンで発動できてしまうため、どのように強力なシグニを配置されたとしてもルリグの効果を受けない耐性がない限り必ず穴が生まれる。
更に場に《羅星宙姫 ≡ラアー≡》がいれば《サーバント ZERO》をトラッシュ送りにできる非常に強力なコンボとなる。
またレベル5ともなればコインを消費していることも多いが出現時能力で一度に上限の5枚を獲得できるためそれまでに使い切っていても全く問題がない。
これで得たコインを起動能力のコストに使うことで、コスト上限こそあれルリグトラッシュのアーツをエナコストなしで使用できる。
ただし《アイスフレイム・シュート》等の選択するモード数を増やしたい場合やアンコールによってコストが増える場合は、追加分は別途払う必要がある。
この能力自体の使用コストはコイン3枚で済むので《鎧終一触》や《自由自罪》といった強力なベットアーツも候補に入るだろう。
なおルリグトラッシュは公開領域のため対戦相手に警戒されることだけは注意したい。
起動能力で使うアーツについて |
どの能力もカーニバルらしい個性的かつレベル5に恥じない強力無比なものでありいったんグロウしてしまえば万能の活躍を見込める。
ただし対戦相手も速攻やグロウ前に仕留める戦法で封じようとしてくるためしっかりと耐えれる構築で臨みたい。
Q:《大幻蟲 §スノセク§》などのアタックフェイズ開始時に発動する能力とこのルリグの自動能力は、どちらが先に発動しますか?
A:両方ともアタックフェイズ開始時にトリガーし、ターンプレイヤー側が先に発動します。《カーニバル −MAIS−》側がターンプレイヤーで、先に《大幻蟲 §スノセク§》を《サーバント ZERO》にしたとしても、一度トリガーした自動能力は発動するため、《大幻蟲 §スノセク§》の自動能力によりカードを引くことができます。
Q:ダウン状態の対戦相手のシグニを自動能力で《サーバント ZERO》にした場合、その《サーバント ZERO》になったシグニはアップ状態になりますか?
A:いいえ、ダウン状態のままとなります。元々場にあったシグニの状態(アップ、ダウン、凍結)などのシグニの状態はそのままで《サーバント ZERO》になります。
Q:《百錬成轟》を使用しターン終了時まで【ダブルクラッシュ】を得たシグニを、自動能力で《サーバント ZERO》にしました。元のシグニが得ていた【ダブルクラッシュ】は残っていますか?
A:いいえ、残っていません。状態以外の色やクラス、パワーの修正や得ている能力はなくなり、レベル1、<精元>、パワー1000、無色で能力を持たないシグニである《サーバント ZERO》となります。
Q:相手の場にあるレゾナを、自動能力で《サーバント ZERO》にしました。そのシグニがバニッシュされたらどこに置かれますか?
A:そのシグニはレゾナではないシグニになっているため、バニッシュされたらエナゾーンに置かれますが、場以外に移動した場合そのカードは元々のレゾナに戻り、ルール処理によってルリグデッキに戻ります。
Q:「バニッシュされたとき」に発動する自動能力を持つシグニを《サーバント ZERO》にしました。そのシグニをバニッシュした場合、「バニッシュされたとき」の自動能力は発動しますか?
A:いいえ、発動しません。
Q:《幻水姫 ダイホウイカ》のような、ターン終了時に発動する能力があるシグニを《サーバント ZERO》にしました。ターン終了時の能力は発動しますか?
A:いいえ、発動しません。エンドフェイズにはまず「ターン終了時」に発動する能力が発動し、その後ターンプレイヤーは手札を6枚になるように捨て、その後に「ターン終了時まで」の効果がなくなりますので、《サーバント ZERO》から元のシグニに戻りますが、ターン終了時の能力が発動するタイミングは過ぎていますので発動しません。
Q:対戦相手のルリグが《轟炎 花代・爾改》です。常時能力で+5000されているシグニを自動能力で《サーバント ZERO》にした場合、そのパワーはどうなりますか?
A:その場合、1000から+5000されて6000となります。「ターン終了時まで+5000する」ような効果の場合は《サーバント ZERO》になった時点でなくなりますが、《轟炎 花代・爾改》のように常に効果を発揮し続けて+5000し続けるような効果の場合は、《サーバント ZERO》になった後に再度+5000が計算されます。
Q:コインを3枚得ているときに出現時能力が発動したら、コインは何枚になりますか?
A:コインの上限は5枚ですので、2枚を得て5枚となります。
Q:起動能力で《アーク・ディストラクト》などの、使用制限に何らかの制限があるアーツの制限を無視して使用できますか?また、使用タイミングは無視できますか?
A:使用タイミングは無視して使用できますが、限定条件の他にも使用に制限がある場合は使用できません。例えば《アーク・ディストラクト》は、《カーニバル −MAIS−》のレベルが5ですので使用できません。
Q:起動能力で、アンコールを持つアーツやベットを持つアーツを使用する場合、アンコールのコストやベットのコインは支払えますか?
A:はい、どちらも支払うことができます。アンコールコストを支払った場合、そのアーツはルリグデッキに戻ります。
Q:起動能力で、ルリグトラッシュにある《アイスフレイム・シュート》を使用しました。4つ選んで使用した場合、追加でエナを支払う必要はありますか?
A:はい、コストを支払わずに使用する効果では、そのカードの本来のコスト(左上に記載の《青》×2《赤》×1)は支払いませんが、使用コストが増えている場合は別途支払う必要があります。《アイスフレイム・シュート》を4つ選んで使用した場合、《無》×4は支払う必要があります。
Q:起動能力を使用した際、相手の場には《コードアンシエンツ ヘルボロス》がありました。自分のルリグトラッシュのアーツを使用できますか?
A:はい、使用できます。《コードアンシエンツ ヘルボロス》の能力により「効果」によってルリグトラッシュからカードを移動させることは防がれていますが、《カーニバル −MAIS−》の起動能力でルリグトラッシュからカードを移動しているのは「効果」ではありません。起動能力ではアーツを使用しているだけで、カードを移動させているのはアーツを使用する際のルール上の処理だからです。そしてチェックゾーンに移動したカードは能力が戻り、あらためて使用することができます。
Q:対戦相手のルリグが《虚無の閻魔 ウリス》の場合、エナゾーンにあるカードは【マルチエナ】を失いますか?
また、対戦相手が《原槍 エナジェ》を場に出した場合、エナゾーンにあるカードは【マルチエナ】を失いますか?
A:場に出た順番で決まります。
《虚無の閻魔 ウリス》→《カーニバル −MAIS−》の順であれば、その時点でエナゾーンに置かれているカードおよびその後エナゾーンに置かれるカードは【マルチエナ】を失います。
《カーニバル −MAIS−》→《虚無の閻魔 ウリス》の順であれば、その時点でエナゾーンに置かれているカードおよびその後エナゾーンに置かれるカードは【マルチエナ】を持ちます。新たに得られない」で「〜を持つ」を防ぐことができないためです。
《原槍 エナジェ》の場合についても同様です。