《エンドホール》 †
カード名 | エンドホール | [エンドホール] |
色 | 無 | カードタイプ | アーツ | 限定条件 | ウリス限定 |
コスト | 無(5) | 使用タイミング | 【スペルカットイン】 |
このアーツの使用コストで[白][赤][青][緑][黒]すべてが支払われている場合、このターンを終了する。(効果やルールによってターンが終了した時点で、チェックゾーンのカードはトラッシュに置かれ、ターンプレイヤーは手札を6枚になるように捨てて、「このターン」「ターン終了時まで」といった効果は終了する) |
ビギニングセレクターで登場した無色・ウリス限定のアーツ。
使用するためのコストですべての色のエナが支払われている場合、ターンを終了させる効果を持つ。
他の【スペルカットイン】のアーツと同様、かなり博打要素の高いアーツであるが、対戦相手のターンを強制的に終了させられるアーツは後にも先にもこのカードくらいのものであろう。
シグニを場に出す前にターンを終了させることができればかなりの儲けもので、次のターンでアーツに邪魔されない限りは強烈な反撃を仕掛けることができる。
そうでなくてもターンを終了させた時点でそのターン中は負ける可能性は一切無くなるのである意味究極の防御アーツと言える。
ただ限定条件に加え5色のエナを揃える必要があるなど、極めて難のあるカードであり、相手依存でもあるためいくら苦労してエナを揃えても腐る対戦相手には腐る。
加えてこのカードは無色であるため、《コードアンチ ゴルスペ》等のコストにすら使えないのでリスキーさは他の【スペルカットイン】のアーツよりもかなり大きい。
以上の点から敬遠されがちだが、もちろん使用できれば《アイドル・ディフェンス》も真っ青な威力を誇るアーツなのでエナを揃えられる自信があるなら使ってもいいだろう。
- 注釈でターンが終了した時点の処理の説明が明記されているが、その内の「ターンプレイヤーは手札を6枚になるように捨てて〜」とある処理は、本来であればエンドフェイズで発生する処理であるが、効果やルールによってターンが終了する場合は例外的にエンドフェイズ外のタイミングでその処理を行う。
「ターン終了時に」と書かれたトリガー能力は発動しない点に注意。
- このカードの本来のカード番号は「WX05-016」だが、初版ではパラレルでないカードにも「WX05-016P」とパラレルを表す「P」が末尾に付いている。
公式サイトのカードリストでは本来の「WX05-016」で登録されており、画像のカード番号も同じなので印刷段階で発生したミスとみられる。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:アーツを使用する為に白・赤・青・緑・黒全てが支払われている場合とはどういうことですか?例えばマルチエナ1つ+黒のカード4枚でコストを支払い、マルチエナ1つを白・赤・青・緑として扱うことで「ターンを終了する。」効果を得ることは出来ますか?
A:いいえ、マルチエナは「コストとして支払う際に全ての色を持つかのように扱う」ことが出来ますが、1つのマルチエナを複数の色として支払う事は出来ません。質問の場合のマルチエナは、支払う際にどの色として支払うかを宣言する必要があるため、結果として「ターンを終了する」効果を得ることは出来ません。
Q:「ターンを終了する」とはどういうことですか?カットインされたスペルはどのように処理されますか?
A:《エンドホール》が解決された時点で、その時点で進行中のターンは終了となり、そのターンに残されたフェイズ・ステップは行われません。カットインされたスペルは解決されることなくトラッシュに置かれ、スペルの使用等に伴い発動条件を満たした解決前の常時能力も解決されません。残されたフェイズは行われないため、シグニやルリグによるアタックも行えません。「ターン終了時に、」といった効果は次のターンの終了時に持ち越されます。
Q:《エンドホール》のコストを支払う時、例えば黒、緑、マルチエナ×3など、足りない色のエナをマルチエナで払った時は効果は発動しますか?
A:この場合、マルチエナ×3それぞれを白・赤・青として支払うことで、《エンドホール》に記載された条件を満たし、ターンを終了させる事ができます。